浅田作品はファンタジーが多いので映画にするとうーーーん(-_-)というものが多かったけれど、これは思っていたよりはよかったかな。トヨ役の宮沢りえちゃんはホントに儚げで・・きれいだけど、私は『オイル』のときのような元気なコロボックル役(妖精にピッタリ)のほうが好き。私は留吉役の加瀬亮くんと年とってからの留吉の原田芳雄さんがよかったなーー。あと映写機の音も。でも、泣けるってほどではなかった。留吉がずっと告白できなかったことと重なる『無法松の一生』のカットされた告白シーンがどういうのか気になるわ。その告白シーンが流れたらニュー・シネマ・パラダイスそのものになっちゃうけれど(^_^;)。でも加瀬くんいいなーーー(←これがいちばんの感想かな)。http://www.orionza-movie.jp/
あっ・・あのもう1枚の写真を隠したのは・・トヨも実はちょっと意識していたからなのかな?(一緒にいるのに、純愛のまま、おじいさんとおばあさんになっちゃったなんて私だったら嫌だーー)