ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

『プライド』★★★★ 

  予想以上に面白かった!怖い怖〜〜〜〜い女のバトル。一条ゆかりの漫画が原作。原作読んでいないけれど、凄く見応えありました。まるで昼メロ(笑)だけど2時間の映画にしてくれてよかった。毎日は見たくない(笑)でも映画じゃなくて2時間ドラマでもいいな。金子監督が「バトルのシーンでは非常に緊張しましたが、今までにガメラゴジラを4本ぐらい撮ったので、怪獣映画のように撮りました」とコメントしているのに納得、のバトル。怪獣映画ファン必見です(嘘) 原作ファンにはどうだかはわかりませんが。
主演の二人を知らなかったんだけど、ふたりとも歌が上手い!吹き替え?と思ったらそれは吹き替えはオペラだけで・・。麻見史緒役のステファニーは本物の歌手みたい(演技はいまいちだけど・・)。ライバル緑川萌役の満島ひかりもすごく歌が上手くてびっくりーーーー。この子、八神月の妹役だった子らしいけれど、妹の記憶なし(笑)そしてびっくりするほど、嫌なタイプ、夢の実現のためなら手段を選ばない女の子の役が上手かった〜。元気で可愛い女子大生が一瞬にしてヒール役(それも悪女ではなく醜女)に転じるのが凄かった。あそこまで顔がお下品に変わるとは・・すごい女優だわ。ステファニーの史緒がいい人に見えちゃうのが残念なくらいだった。もっと萌を見下した演技を誇張してもよかったんじゃないかな。だって本来なら(原作は知らないけれど)お嬢様の方が悪く見えるじゃない?この映画、かわいそうな子のほうが意地悪なのよ〜。なんだか新鮮だった。
そしてクイーン・レコード副社長神野隆役のミッチーはピッタリ!さすがだ〜。漫画のキャラクターを演じられるのはミッチー以外いなそう。蘭丸役の渡辺大もよかったな。彼は渡辺謙の長男なのね・・そういえば謙さんに似てたわ。
金子修介監督『声楽家を志す萌は、ハウスクリーニングのバイトで同じく声楽科の史緒と知り合う。1枚5万円のオペラのチケットをゴミ箱に捨てるお嬢様の史緒。驚く萌を、史緒はその夜の公演に誘う。しかし、会場で音楽界の人々を見て、格差を思い知らされた萌は、史緒に激しい憎しみを感じる。貧しい家庭で育った萌は、実はしたたかな野心家だったのだ。父親の会社が倒産し、史緒が一文無しになったことを知ると、同じ境遇の萌は反撃を始める。』(goo映画より)
金子監督のブログを見たら・・『『プライド』が公開となり、一般のお客さんの感想を目にすると、驚くほど評判が良い。はっきり言って『デスノート』の時よりも≺好評(分子)/全体の感想(分母)となっているし、大好評(分子)/全体の感想(分母)が、より高いものになっている。』はい!面白かったです。金子監督が何度も「ヨロシクオネガイシマス」と書いてらっしゃるので、どうぞ皆様もぜひ〜。案外おもしろいですよ! http://blog.livedoor.jp/kaneko_power009/
『「デスノート the Last name」の視聴率は17%を越えたようで、『プライド』のスポットを流せれば効果抜群だったなぁなんて思っても日本テレビの映画じゃないんだよね〜』←監督もおもしろい。
 今更なんだけど「夢をかなえるゾウ」