今年何度目かの銀河劇場。
ひとことで言うと “幻想的” 。素敵な小宇宙に引き込まれた２時間でした。歌とダンスと芝居・・ダンスパフォーマンスというよりミュージカルっぽい。でも私はダンスもミュージカル初心者なので、こういうのをそう言うのかわかりませんが（笑）でもとっても面白かったです〜。
DANCE SYMPHONY 2010 -LOVE-と同じ荻田浩一さんの構成・演出はとっても楽しかったです。ダンスで「雨柳堂夢咄」の世界観を描き出していたことにびっくり。ちょっとでも原作を読んでおいてよかったです。これから観られる方は１冊（其ノ一だけでも）読んでおいたほうがいいかも。今回のストーリー「蜃気楼」は其ノ六にあります。←買ってきました。
荻田さんって宝塚の演出家だった方なんですね。『オペラ・ド・マランドロ』もだった（←けっこう観てるね。笑）
森川くん率いるもののけたちがとってもいいです！いろんな骨董品にもなる彼らのクリエイティブ（ちゃんと振付けあるけれど）なダンスと奇声やひそひそ話が摩訶不思議な世界を盛り上げます。もののけの女性陣はダンスだけでなく歌も凄かった。
そして骨董屋の孫の蓮を演じる三浦涼介くんがまるで少女漫画に出てくる美少年のようだったのもいいね。まさかあんな大きな子だとは・・blogに載っている可愛らしい顔ばかり見ていたので小柄な子を想像していました。プロフィールを見ると何度かTVで見ていたようですが・・。
石井一彰さんたちの歌は安定感があり素晴らしかったし、バンド（邦楽の楽器もあり）の演奏も凄くよかった〜。
ANJINでも様々なキャラクターを演じていた植本潤さんはホントに玉手箱みたいな役者さんですね。トークショーでも弾けてました。
でもでも・・DANCE ACTっていうのは、こういうものなのかな・・。先日観た『Rose Adagio』もそうだったのですが、休憩なしで後半全く違うショー（コムちゃんのダンスショー？レビューみたいなの）になっていったのです。コムちゃんは美しいし可愛いし、ダンスもダイナミックかつ華麗でうっとり〜 なのですが、慣れていないので「えっ？骨董屋は？」と一瞬頭の中が？になってしまいました。芝居中もコムちゃんが出てくると拍手が起きるしね（笑）
ダンスショーで終わらずアンコールになり、また『雨柳堂夢咄』の幻想的な世界を見せてくれたのでよかったわ〜。
と、とりとめのない感想を少しだけ書いてみました。
←其ノ六 
ピアス片方なくしたー (T.T) トークショーの前に気づきました。買ったばかりなのに・・・(T.T)
浜松町駅ホーム。
