なぜシダなんだろう。シダってどういう植物なのかな・・。→花も咲かず種子も結ばない。
立ち見もぎっしりだったのにびっくり。キャストが豪華だものねーー。私はA列(前から4列目)だったから近過ぎた・・。任侠ものというより、男たちの友情として観ると面白いです(私はね)。ストーリーもわかりやすいし、面白かったんだけど、ちょっと物足りない!!えっ?これで終わり? で終わってしまった(笑)
風間杜夫さんと阿部サダヲちゃんが格別によかったなーーかっこいいなーーおもしろかったなーー。風間さんってホントに男の色気があるのよねぇ・・ステキだった。“グリーン豆”食べたかったわ。
登場する男たちの生き様が切ないんです(女も・・)。サダヲちゃん演じる森本は・・とてもとても寂しいのです。風間さん演じる水野も香港で組長に拾われたんですよね・・。切なさが色気になっているのかしら・・。みんな自分の立ち位置に揺れて、傷つきあいながらギリギリのところを生きているって感じが哀しかったよぉ。
江口洋介さんも渋くてかっこいい(←顔が大きいのにびっくりしたけど)し、小出くんは、あの声が好きだな〜。『2番目、或いは3番目』以降嫌な奴が板についてきてる。あのとき以上にツヨシは嫌な奴だったもの。そして寂しい。江口さん演じるタカヒロも寂しい、そして優しい・・組長の亡き正妻の息子はツヨシで、愛人(伊藤蘭)の息子がタカヒロ。森本はタカヒロを慕う舎弟。
↑とりとめなくてごめんなさい。
作・演出:岩松 了『組長が病に伏している。現在は、組長の片腕で、かつて香港でマフィアの一員だったという噂のある水野が仕切っているが、ある日、大事件が発生する。組長の孫が、敵対関係にある組によって人質に取られたのだ。その原因をつくってしまったのは、下っ端チンピラの森本。水野が決行を命じた銃撃戦の末に孫は戻って来るが、この事件によって組の将来の問題が一気にあぶり出される。組長の息子のツヨシ。ツヨシの妻と愛人。組長の長年の愛人で、今は水野に明らかな秋波を送る真知。その息子で、組員から厚い信頼を得ている人格者のタカヒロ。そして水野、森本。それぞれの立場で、かつてない切実さで、組の未来と自分の幸せを考え始める彼ら。問題は、それがどれもが少しずつ別の方向を向いていることだった。やがて、その違いがはっきりと思い知らされる出来事が起きる。その時、現実から最も遠い理想を抱いていた森本は……。』http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/10_shida/cast.html
『シダの群れ』は岩松さんの任侠シリーズ第一弾らしいんだけど、第二弾もサダヲちゃんで見たいな〜。でも、お芝居を観ているというよりテレビドラマを観ているような感覚だったのよねぇ・・どうしてなんだろう・・。
風間杜夫さん・・私、学生時代から数年間エキストラのバイトをしていたんだけど、そのときエキストラにも優しかった俳優さんベスト3に入っていたんですよねぇ。「風間杜夫ひとり芝居」にも行ってみたかったな・・。