OFF・OFF
そう、気づくのは眠ってからなのよ・・ なにかしておけばよかったって。 それは尽きないだろうな。
「この絵の向こうに何があるんだろう?」と思わせるフライヤーにドキッとさせられていました。それとは、ちょっとイメージが違ったけれど・・ 床の間に穴があいた理由に気づいたとき胃のあたりがぎゅーっとして、最後はじわぁ〜んと来ました。蝉時雨(←とってつけたような感じだった)よりもトントントンと釘を打つ音が沁みました。フライヤーの絵からは蝉時雨が聞こえてきましたが・・。
脚本(横田修)は好きです。美術(こちらも横田修)もよかった。その、ああいう木の壁の部屋がある家いいなぁと思った和室から誰もいなくなってしまう時が何回かあり、そのときは戸惑いました。ふつうに自分たちの中で流れてる時間はそうかもしれないけれど・・お芝居になると、そのなんともいえない“間”が少し退屈だったかなぁー。そういう時間に登場人物たちに自分を重ねていました(ご近所の君島さんと二宮のアシスタント以外ですが・・)。誰もがその誰かにある日突然なるのよね・・。そういう身近でリアルな作品でした。早めに旅行に連れて行ってあげなくちゃなぁ〜とかね。大切な人に対して悔いのないようにしたい。でーも、ふだんは忘れちゃうのよねぇ・・。
歌手の越谷さん(椿真由美)が良かったです (T^T)
ご近所の君島さんのこと、誰かに似ている?と思っていたんだけれど・・いまタモリ倶楽部を見てわかりました。オードリーの春日(ピンクのベストのほう)でした! 昔のホームドラマに出て来たご近所さんみたいでした。
でも、改めてイラストを見たら・・ 奥さんの香苗さんに見えます。
席に置かれていたパンフの演出・青木柳葉魚さんのメッセージに共感。