ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

ペンギンプルペイルパイルズ#16『ベルが鳴る前に』★★★ 

 倉持裕さんの作品は、『現代能楽集V〜「春独丸」「俊寛さん」「愛の鼓動」』(演出のみ)、最高に楽しかった『鎌塚氏、放り投げる』、『ヴィラ・グランデ 青山〜返り討ちの日曜日〜』、DVDで見たPPPPの『審判員は来なかった』のみ。PPPPを舞台で観るのは初めてでした。なので、この作品が倉持さんらしいかどうかはわからなかったですが・・ 美術は私の知っている倉持さんのもの!!そう、舞台美術は『鎌塚氏、放り投げる』と同じ、中根聡子さんでした。目の前に現れましたよ、私好みのファンタジーの世界が。
     回ったぁーーー!! 折ってあったページが開いたーーー!!
オープニングからその舞台美術にワクワク。またまた面白い仕掛けの絵本のような世界でした。
『謎のマシンを見張る女、無数の身体検査を受け続ける学者たち、ピストルを持つ男と機械技師を乗せて疾走するワゴン。虚実入り混じるシーンをオムニバス形式で送る、鉄サビ香るファンタジー。』http://www.penguinppp.com/next/16/
ヤスキ町に行けば生きられる?選ばれたひとたちと選ばれなかったひとたちのお話。イキウメの『太陽』を思い出しちゃいましたが・・。この作品は、太陽ではなく「月」がキーワードのひとつでした。
そして「機械」 このフライヤーの女性の耳・・ この答えがわかりました。
『奥菜演じるシルミがアロイの作った"ある機械"を守って壁の前に立ちつくす場面。彼女の前には恋人の葬儀を始めようとする者や、無理やり“機械”を動かそうとする者など、次々にいわくありげな人々がやってくる。』
震災を思い出さずに観ることはできませんでした。
3つ(2場【機械】、4場【ホムンクルス】、6場【ヤスキ町】)の主となるストーリーに、目的地に向かって走る【トラック】の場面を挟んだオムニバス。
4場【ホムンクルス】の地下何十階もあるシェルター(のような巨大な研究施設)の場面はおもしろかったな〜。1場が2場に繋がり、4場の途中で2場【機械】との繋がりがわかったときは、おおって楽しくなっちゃった・・ けれども、その後スイマーに襲われうとうと。隣の女子も寝ていたわ〜(´-`) 私のトキメキ続かず。2時間がもっと長く感じたのは久しぶりです。脚本も演出も面白いと思うんだけど、なんでかな?物語に入っていかれなかったのです。
出演者がやたら多かったなぁ・・(オーディションで選ばれたという若いコたちの演技が物足りないというか・・セットに負けている、そんな印象)。無機質な舞台のなかにふんわりとした奥菜恵が光り、倉持さんの描く世界にはまっていましたが・・。でも、そのメグちゃんさえもセットに負けてる。
*奥菜メグちゃんといえば・・私たち竜っちゃんファンの間ではあまり好かれる存在ではなかったのよねぇ。ええ、やきもちです(笑)ものすごい昔だけど、覚えていますか?『天国のKiss』1999年の夏、毎週月曜にやっていたドラマ(ガラスの仮面とかの枠)。すっかり忘れていましたが(笑)
まぁそれはどうでもいいことで・・・あの美術は壊す前に見ることができてよかったです、ホントに。
嫌いじゃない・・好き。ただ、今回のは小説で読みたい(笑)または別のキャストで(←言っちゃった〜ごめんなさい) 台本を買ってきたので、金曜の歌会が終ったら読もうと思います。
 
  歌、明日の夜と明後日の夜で出来るのかしらーーーーーーーー やる気よ、来てーーー。