1月の稽古開始時からキャスティングが変わっています(写真だと光っちゃって見えないところもありますが)。
亀ちゃんとは『じゃじゃ馬馴らし』で共演。 向井くんからは、『美しきものの伝説』のときも来ていたね〜。
堪能しました。3時間40分を長いと感じることなく、楽しかったです。関係者席がたくさん設けられていたので(笑)コの字型の中央のブロックに座りました。正面でした。af.or.jp/arthall/event/event_detail/2012/p0220.html
とにかくね・・弾ける若さに感動 (T ^ T)。こまどり姉妹の圧倒的な昭和を生きてきた存在感にも涙 (T ^ T)。 なにより川口覚@ハムレットが最高に素晴らしかったです。驚きました。ダントツです。ハムレットの抑えられない気持ちが伝わってきて苦しくなるほどです。『WATER(これは映画)』『真田風雲録』『美しきものの伝説』『じゃじゃ馬馴らし』『ルート99』と観ていますが、主役の座を射止めただけのことはありますね。河合祥一郎さんのテクストなので竜也@ハムレットを思い出しましたが(最初だけ)、終止彼に釘付けでした。ハムレットはもう川口覚くん以外考えられないです!
後でまた書き足しますが、蜷川さんの演出と中西紀恵さんの美術が斬新でほんとうに素晴らしかったですーーーー。最近の蜷川さんの大きい劇場での演出は少々マンネリだったので・・ネクスト・シアターとかゴールド・シアターのような規模の劇場だと面白いこと出来るのかなぁとも思ったり・・。だって、今回のもキャパが大きかったら後ろや上のほうの席から奈落(*)が見えないものね。あと、体力がないと上がったり下がったり走ったりはねーー。私、今日の最初のシーンからしばらく鳥肌を立てながら観ていましたから。上にいるか下にいるかで階級の違いもうまく見せています。
蜷川さんの演出は、ほんとに緻密で、それに真摯に取り組み、死にものぐるいで向かっていった彼ら。なかには台詞が役についていっていないような方もいましたが、それ以上のものがあり、私は舞台に魅了されました。
ラストシーンですが、フォーティンブラスがホレイシオを・・・大砲の音だけじゃない演出に驚きました。
なので 『新訳ハムレット』(河合祥一郎訳)を買ってきました。
(あとで) ←追記:こう書きましたが、千秋楽に行ったので、その日の日記で・・。http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20120301/1330616184
こまどり姉妹の歌ですが、えっ?ここで?来ちゃう?と一瞬目が点に。でも、どう考えても他に見つからないような、そこにしか当てはまらないような、彼らへ生きている皆への曲「幸せになりたい」。3回登場シーンあり。
ネタ・バレバレなので注意!! →http://blog.livedoor.jp/enbublog-forecast/archives/51774512.html