『THE BEE』Japanese ver. 観劇。English verとほぼ同じ席にて（Ｂ列）。http://www.nodamap.com/productions/thebee/index.html
小戸呂の妻／リポーター：宮沢りえ、百々山警部／シェフ／リポーター／テレビ局のディレクター：池田成志、安直／小戸呂／小戸呂の息子／リポーター：近藤良平、井戸：野田秀樹
日本版もおもしろかった。怖さは・・野田さんのトークショーで初めてTHE BEEのVTRを見たときが一番怖くて、指を折る（切り落とす）「音」が今でも耳に残るほどです。英語版を観ているので、次がどうなるかわかっているのに日本版が一番私の気持ちがおもしろさから恐怖に変わっていく「幅」が大きかったです。野田さん演じる井戸の顔が、善人から凶悪な顔に変わっていく有り様が、理性の箍が外れ狂っていく変化が、ほんとうに凄かったから。何度もいっちゃってる井戸が目に前に立ったので・・怖かった〜。面白さは知っているぶん薄れちゃったかもですが。
あと、あーーーーあの「音」が来る、来る、って来る前からドキドキしていたので・・・疲れました（笑）「音」は指を切り落とす音、ポストにあるものが投函されて床に落ちる音、包丁の音、オルゴール、銃声・・ １時間10分という短さに助けられた・・。
「食事をしたら落ち着いた」 どんな状況にあっても食べる。あたりまえに食べているところが人間で、自分も同じなんだなぁ と思う怖さ。
実はもっと印象が変わるかな？と思っていたんです。男女の入れ替わりもないし（English verはキャサリンさんが井戸、野田さんが小戸呂の妻）英語じゃなくて日本語なので・・違うかなと。でも、印象はさほど変わらなかったです。
池田成志さんも近藤良平さんも宮沢りえちゃんも凄かった。息がピッタリで見事なチームワークでした。
そして何より、りえちゃんの美しさといったらもう・・ 「下谷万年町〜」のとき以上ですよ。今回はもっとそこに生きている・・そう「生っぽい」色気がありました。こんな感じ http://www.tvlife.jp/news/photo.php?news_id=50737&photo_num=3
曲はEnglish verと多分同じで、演出や小道具が結構変わっていました。ラストも。（6月25日まで続くし、ネタバレになるようなことは書きませんね）
余談だけど・・野田さんって身体柔らかくてびっくり（180度開脚できちゃうなんて！）開演前に流れている歌謡曲も同じでした。
English version http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20120226/1330259751←（あとで足す予定）と書いたのに、感想足してないね。いつもそうなっちゃうのよねぇ・・
お月様が大きかった。明日はもっと大きいらしいよ！
お土産いただきました。
NODA・MAP『エッグ』 のフライヤー。
『いつか見た男達〜ジェネシス〜』も気になります。
