実は３公演分のチケットは購入済みだったんです。3000円という嬉しいお値段ですし、ぜったいに何度も観たくなるという予感があったので・・親子ではなくひとり観劇なのですがチケット完売になっていなかったので（と言い訳してみる）ポチッとね。でも今日は急遽決めました。昨夜から早退を目論んでいたのです（笑）
だってね・・何度も言いますが、とってもステキな舞台なんです。お話もすごく良く出来ていて面白いし、演出も楽しくて、とてもリアルで誠実。子どもっぽいわけではなく、ちゃんとイキウメだし、最終的に未来がある。怪談なのに怪談で終らず観終わったときに、とても幸せなあたたかい気持ちで包まれるんだもの。それも子どもたちがそこにいるからだと思います。今日は夜公演なのでお子ちゃまたち少ないかな〜と思っていたのですが、いえいえさすが夏休み！半分以上子どもたちだったかもしれません。そして、そのみんなが夢中で観ているって、すごいことだと思います。演じる側が真剣だから子どもたちも真剣です！私が観た３回とも少しずつ違っていました（例えば輝夫とお姉ちゃんの喧嘩とか・・）。その日その日伝わってくる体感とか勢いによるのでしょうね。ほんと、舞台ってライブですよね。今回は特にその場にいる全員との一体感（連帯感も？）がありました。
今日はカーテンの正面の席に座りました。係のスタッフさんの「いらっしゃいませ」までエコーがかかり聞こえてくるのも何気なく怖いです。前回気づかなかった床の照明の美しさに感動。３方向からなるコの字の客席なので、どの方向から観ても色んな発見がありますね。今日はね・・暗闇に住む監督（岩本幸子）さんが暗闇に住む新人（浜田信也）くんに勢いで言ったことを「出来の悪い無垢な新人」くんがアワアワした顔で聞いているのがわかりました。まだ出来たばかりの新人くんはそれを鵜呑みに信じたために、とんでもない展開（地球が侵略されちゃうかもって？どろどろにされちゃうかも？）になっていくのです。そして輝夫は家族を、地球を守るためにある行動に出ます。もう輝夫最高です！（大窪人衛くんは中学生にしか見えない。）
そんなこともあり、最後に芽生える友情。ほろっとしちゃいます。輝夫に名前をつけられてしまったことで難しくなってしまった出世（「僕は出世がしたいです」「僕は明るいところで生きてみたいです。」←この時の浜ちゃんの声がすごくいい。）を夢見る暗いところにいる新人くんは、輝夫が大人になって結婚してお父さんになるまで、ずっと見守っていくのでしょう。ともだちとして。
（ストーリー等は内田さんのステキすぎるレビューを読んでね。 http://www.nikkei.com/article/DGXBZO44417090R00C12A8000001/）
浜ちゃんとも沢山お話できました。子どもたちに力をもらっている、すごく楽しいって言っていました。大きな目がキラキラしていました。観ていて、楽しいの伝わってきましたもん(*^.^*) だから私も楽しかったのよね〜。 奈良美智の描くちょっとひねくれた女の子の絵が好きだって・・嬉しいな〜(*^.^*)
ありがとう。みんなを幸せにしてくれてありがとう*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･* 秋までがんばれます。そして、もう手を洗わないと思ったMagnoliaridaです。ありがとう。
