ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

東京芸術劇場リニューアル記念 3×3−①『ポリグラフ  嘘発見器』1回目★★★★ 

 芸劇で食事。
 「観劇前にはおススメできない」というビール。 これもビール。すごく強そうだ・・
 お店の方からいただいた東京オリンピックのピン。『エッグ』を思い出したよ。

 
  イキウメの図書館的〜を思い出しながらのシアターイースト。今日はH列中央だったのですが・・そのへんも悪くないね!
 構想・脚本:ロベール・ルパージュ、演出・出演:吹越 満、訳:松岡和子『ケベックの小劇場の女優で、舞台や映画のオーディションを受け続け、手に入れた役が実際に起きた事件で殺された女性の役だったことが分かるルーシー。殺された女性の元恋人であり、当時容疑者としてポリグラフ(うそ発見器)のテストを受けた政治学の学生フランソワ。ベルリンから逃亡し、フランソワのポリグラフテストを担当した犯罪学者ディヴィッド。フランソワが研究するベルリンの壁と、ディヴィッドの検死報告で語られる殺傷箇所=体節間膜(心臓を二分し、血液を通さない壁)、ルーシーが舞台で読み上げる『ハムレット』のセリフがリンクし、奇妙な偶然により出会った3人が親密になるにつれて、その関係がミステリアスに展開していく。』
 『ケベック、1983年、夏。警察は女子大生暴行殺人事件の犯人を追跡捜索している。被害者の恋人だった政治学専攻の学生が容疑者に挙げられた。彼は嘘発見器ポリグラフ)にかけられる。ベルリンの壁崩壊のニュースが時代の移り変わりを伝える。 1989年、ケベックの小劇場の女優ルーシーは、モントリオールの地下鉄駅で犯罪学者ディヴィッドと出会う。ルーシーがオーディションで役を得る。それは、現実の事件で殺された被害者女性の役。ルーシーの親しい隣人フランソワはレストランでアルバイトをしている。しかし、ディヴィッドは気がつく。フランソワが以前、自分がポリグラフ・テストをした容疑者であることに…。いくつもの眼差しの中で、背中合わせのフィクションと真実、生と死、過去と現在が交錯し、3人の関係も、少しずつ変化していく…。』http://www.geigeki.jp/ch/ch1/t009.html
いただいたパンフレットを置いて来てしまいましたーーーーー悲しい(涙)読んでいないのにーーー。
難しいなぁ〜と思いながら自らその迷宮に入り込む楽しさを感じさせてもらえました。すごく面白かったです。ポリグラフのテストを受けた学生フランソワ(森山開次)、殺人事件の被害者女性の役を手に入れた小劇場の女優・ルーシー(太田緑ロランス)、フランソワのポリグラフテストを担当した犯罪学者ディヴィッド(吹越 満)。3人の美しい肉体を駆使したアーティスティックな演劇はとても刺激的。吹越さんの演出がすごく面白かったです。鈴木羊さんの音楽が効いていて、CD買おうと決めました。 めくるめく素晴らしい映像でハイバイの『霊感少女 ヒドミ』を思い出しました。いま、確認したら・・やっぱりそうです!『霊感少女 ヒドミ』も『ポリグラフ』もムーチョ村松さんでした!!これから大注目だわ。ルパージュも「映像の魔術師」と評されるとのことなので、本家のそれも観てみたいと思いました。
あとね・・『家電のように解り合えない』でも思ったけれど、森山開次さんの声はとてもステキです。体はもちろんのこと! キレの良さ、存在自体がセンスよくてほれぼれ。ロランスちゃんは今まで観た『表に出ろいっ!』『南へ』『ミッション』のどれとも全く違って、どれもとてもいいけれど、今回の作品での美しい姿勢、美しい歩き方、美しいヌード(照明でシルエットとして見せている)が印象的。ほれぼれします〜。
吹越さんには・・・小林賢太郎さんと同じ匂いを感じました。細部まで徹底的にこだわるとことかね。
 
ロベール・ルパージュ 過去作品の映像ギャラリー http://lacaserne.net/index2.php/exmachina/gallery_video/
 
 『おのれナポレオン』『昨日の祝賀会 冬の短篇』『マシーン日記』『ゴドーは待たされながら』など。  観たいな。