仕事納めました。プチ納会(会社は明日まで)を途中でぬけて行ってきました。池袋!
芸劇シアターイースト。
1回目 http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20121222/1356191931
ストーリーを知った上でどうしても最初から観たかったので前回観たあとすぐに予約したら、残っていたのがB列か後ろの方だったのでBで・・。Aがなく最前列でした(^^;; セットの上のほうの映像が少し見にくかっただけで・・大丈夫でした。よかった。ほんとうに素晴らしかったです!
ミステリアスなストーリー展開(脚本:マリー・ブラッサール、ロベール・ルパージュ)のなか、計算しつくされた動き、映像、照明、影の使い方、音楽などどれも素晴らしく、何度も痺れ鳥肌が立ちました。途中流れた美空ひばりに一瞬和んだりも(笑)。フランソワが悲しい酒にのまれちゃうところ。
吹越 満さん、初演出だったなんて!美術も吹越さん(とトーキョースタイル)だなんて!スゴイです。そうそう・・私もこの舞台を観るまでカナダのケベック・シティが城壁に囲まれた街だって知りませんでした。『ヒッキー・ソトニデテミターノ』を観て、別の吹越さんが観たくなって(『農業少女』は観ていたわ)、今回観ることができてほんとうによかった。キャストの吹越さん、森山開次さん、太田緑ロランスちゃんのポリグラフズ3人が美しく静かに(吹越さんは気配がない忍者のように←by野田さん)そして力強く躍動する迷宮!3人とも椅子やテーブルを動かす黒子にもなります。床でそれらを動かす音までも演出のようでした。ステキでしたーー。吹越さんが忍者で開次さんとロランスちゃんは存在がもう芸術ですね!!
フランソワ@森山開次さんのことを朝日新聞夕刊で山本健一さんがこう書いているようです(わが家に今日の夕刊がない!? なので森山開次 STAFFさんのtweet引用) ああ、もうその通りでした!!
「身体・映像 技巧を尽くした美」「なんと斬新で洗練された舞台だろう」「森山のしなやかな身体と踊りが、舞台の強度と官能を高める。」
「サスペンス調の愛と死の物語を、演出は、時間の連続と非連続、同調とずれ、過去と現在、現実と虚構・幻想などの強調という手法を使い、洗いだす。すべてが脳内の夢幻のような感覚すら与える。」(山本健一さん)https://twitter.com/kaiji_staff/status/284303138045952001
そんなわけで今日もまた吹越 満さんに小林賢太郎さんと同じ匂いを感じたMagnoliaridaですが・・
朝日朝刊に「ひっつみ」が載っていました。
あ、終演後に井上裕朗さんにお会いしたのですが、私が声をかける前に「先日は・・」と言ってくださり・・『RUR』のときにたった数分しかお話していないのに覚えていてくださったなんて感激!私が「あら、井上さん・・?」ってじーーーーーっと見ていたので思い出す時間があったのかもしれませんが、ますますファンになってしまいました。
好きになるひとたちってたいてい繋がっているのが不思議。友だちになるひとたちもそうだれどね。
プチ風せん、買っておいた。
ポリグラフのサントラ、注文したよ〜。
鈴木羊&the Taro Band 「青い鳥」MV 監督は吹越 満さんだって!!吹越さんも出演されていますね。
え・・鈴木羊さんがステキな方でびっくり(笑)