27日の日経新聞夕刊に
『ビッグ・フェラー』劇評(内田洋一さん)
朝日新聞夕刊に
『昔の日々』インタビュー。演出のデヴィッド・ルヴォーさんと、2008年にルヴォーさん演出の『人形の家』に出演した(私も観ました!りえちゃんのノラがすごくよかった)宮沢りえちゃんの対談。
『人形の家/A DOLL'S HOUSE』★★★★★ http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20080920/1221923954
「旬の女優」黒木 華(はる)ちゃん。『「赤鬼」と呼ばれる異人が、言葉の通じない村人たちに必死に話しかける。異質な存在とのコミュニケーションが主題だ。1996年の初演では外国人俳優が赤鬼を演じた。今回、中屋敷は「全員日本人で」と決めた。そこにも黒木は意義を感じた。「日本人同士でも理解し合うことは難しい。稽古でも、相手が何を言ってるのかを本当に酌み取ろうとしないと、全然伝わらないんですよね」』(井上秀樹さん)
野田さんの“信じる”ことをめぐる三部作全部に出ているのね。『ザ・キャラクター』『表に出ろいっ!』『南へ』←私も全部観ているけれど、『表に出ろいっ!』は太田緑ロレンスちゃんの方を観ました。
劇団チョコレートケーキ。『新作「サラエヴォの黒い手」は、第1次世界大戦のきっかけとなったサラエボ事件の首謀者たちに焦点をあてる。「100年前は戦争にロマンがあった。それって、いまと似てる」。苦い現実から目をそらさない。』(井上秀樹さん)
『テンペスト』劇評(扇田昭彦さん)。『場面ごとに形を変える箱の集積は、商品を積み上げた巨大な配送所のように見え、現代の都市の街並みのようでもある。』『つまり白井演出は、孤島でメルヘン的な幻想を華麗に描くのではなく、あえて現代社会を連想させる荒涼とした舞台設定の中で、報復の連鎖を止める劇を描こうとしたのだろう。自在に動くエアリエル(碓井将大)を、車イスに座った障害のある妖精にした趣向も意表をつく。』
三谷幸喜のありふれた生活#704 連載15年目に突入ってすごいね。