ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

T Factory 『生きると生きないのあいだ』4回目★★★★★ 

 そんなわけでチケット忘れたけれど吉祥寺シアター
柄本さんがとっても自由で(不自由のなかの自由度*)、毎日何が飛んでくるかわからないから受ける覚くんは大変だ!毎日観ているわけじゃないけれど、今日の柄本さんのぶっ飛び方(衣装と体の隙間?*)がすごくて、だから全員の温度が5℃くらい上がっていた(客席も)と思う。楽しかった!
*は手塚とおるさんがトークで言っていたこと。
 
9月30日(火)のアフタートーク川村毅さん+柄本明さん+手塚とおるさん)のことを少し。話止まらず40分かそれ以上あったと思います。手塚とおるさんは役名のない「男」として映像出演しています。
とっても俳優さん目線のトークだったと思います。
手塚とおるさんが話していた「(柄本さんの)衣装と体の隙間がおもしろい」「不自然。人のセリフ、自然のわけがない」「舞台は居心地の悪さを受け入れるのが面白い」「いろんなことを諦める」「わざと忘れようとしている」というのが印象的でした。
「柄本さんの体の置き方は、落語と噺家の距離に似ている」とも。
 
今回はジョニーの成長過程を描くもくろみがあり、ジョニーのモノローグがシーンを作り出している。モノローグを使ったのはシアタートラムの『4』のとき(4人の独白ですすむ)からで、川村さんのなかで『4』がエポックになったそうです。
( 2012年 『4』、とても面白かったので再演希望。再演のときは川口覚くんを呼んでほしいです)
 
「今の社会はわかりやすすぎる。70年代あたりはわからなくて当たり前。わからないから面白かったのに、みんながわからなければならない現象は、芝居と映画をつまらなくさせている」
それは私も同感。テレビに文字が出てきたときショックだったと手塚さん。私もーー!文字で、おもしろいところを太字にするのやめてほしい。
「難しい台本のほうが難しくない」そうです。
 
29日に柄本さんが「フライデーは元気だったか?」「フライデーのご機嫌はいかが?」「犬だよ」というセリフを「ネコだよ」と言ったとかで・・柄本さんが気づいていなかったらしく、2階でトークを見ていた覚くんに「川口、そう言ったか?」って聞いていました。「ネコって言いました」と覚くん。リードでネコを散歩させるジョニーを想像してみた。  可愛いな。