ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

僕たちは、愛し方を学ぶ前に、嘘のつき方を覚えた 

 前売り買ってあるので危険。あると安心してしまって、いけなくなること多いから気をつけないと〜。
朝日夕刊に『トム・アット・ザ・ファーム』の評(秦早穂子さん)。
『1989年生まれ、カナダの異端児グザヴィエ・ドラン。第1作の「マイ・マザー」以来、まぶしい才能は人々の熱い視線を集めてきた。この4作目は同郷のミシェル・マルク・ブシャールの芝居を土台に、製作・監督・脚本・主演・編集・衣装を自ら担当。昨年、ベネチア映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した。』
『閉ざされた社会で暮らす人々の隠された真実が、次第に浮上する。映画は心理分析に陥るのを拒否し、追い詰められたトムを外へと解き放つ。広い田舎道を車で疾走する導入部から、兄とのとうもろこし畑の闘い、脱出を決心するラストまで編集は切れ味がいい。ガブリエル・ヤレドの音楽に乗って、その時、主題は俄然、自らを偽る同性愛者の痛み、彼らへの憎悪を超え、今の世界に満ちる不寛容と偽善への怒りとなって、爆発する。』『静かな演技のリズ・ロワ。対するナルシスト・ドラン、自制しつつ、艶なる魅力を発揮する。』