最近、受付に新聞が届く時間が遅いのでポストで立ち読みしています。
日経新聞夕刊の劇評は『皆既食』「天才詩人の青春 魅力的に」(河野孝さん)『初舞台の岡田将生が演じる早熟の天才詩人ランボーが、力みなくしなやかで魅力的だ」「岡田は役柄が合うのか、挑戦的で危険だが繊細で脆いランボーを自然に演じているのが奏功。生瀬は、審美眼を持ちながらも快楽志向、激高しやすいが悔根の情に陥るというヴェルレーヌの複雑な性格を巧みに表現した」
「だが、ランボーには爛熟した西洋文明に対する批判としての否の叫びがあったはず。愛憎関係よりも、西洋の陰鬱さを吹き飛ばすランボーの憧れとしての南の光への強い要求が、演技的にも美術的にも強く出ていてもよかったと思われる」
読売新聞夕刊の劇評は『トーキョー・スラム・エンジェルス』(杉山弘さん)『作・演出の谷賢一は怒っている。未来を展望することが出来ない社会を作り上げた中高年世代に。静かに同世代の生き方を見つめてきた1982年生まれの谷が、今作では声を大にして金まみれの現代日本に意義を唱える。』
谷賢一さんのPLAYNOT「僕は何に怒っているのか」 http://www.playnote.net/archives/002733.html?utm_source=feedburner&utm_medium=twitter&utm_campaign=Feed%3A+playnote+%28PLAYNOTE%29
読売新聞夕刊にイキウメ前川知大さんのインタビュー(冨野洋平さん)
デビッド・フィンチャー『ファイト・クラブ』私も好き。宗教観とかでなく単純に好きです。(当時この映画のサントラの仕事したのです〜なのでよけいに思い入れがある。笑)『Fight Club』のオープニングクレジットのかっこよさ(♪The Dust Brothers)。あの脳細胞内のオープニングは映画史に残る傑作ですよね。
Fight Clubのオープニング映像ないな・・