昨日の朝日夕刊につづいて、今日は読売新聞に（祐成秀樹さん）
「ハムレット」の稽古場に病院から通っているんだ・・ 酸素吸入して車イスで移動しているらしいけれど、声にはいつもの張りがあるって。
竜也くんには特に厳しく、「小さい口で物をいうな」「ゆっくり、ゆっくりだよ」「まだ核心が伝わらない」「世界一悲しげに言うんだ」「声が汚い。ガマガエルか」ガマガエル・・きっとニーナ語録たくさん増えてます。
『その間一切、台本に目を落とさず、セリフのニュアンスを細かく伝え、技術から感情の込め方まで大声で指示し続ける。「シェイクスピアのセリフを、我々の言葉にできないか。そこに関心がある。日本人のアイデンティティーをとり明瞭にしないと。でも、なかなかうまく伝わらない。悪戦苦闘しています。」藤原さんも必死だ。「蜷川さんは限られた時間に、魂を削るようにして向き合ってくれる。一日一日を無駄にしないよう頑張っています。』
『「人生の終わり方を考えざるを得ない」とも打ち明ける。「ゆっくりと何年も生きられるわけではない。何とかしていい作品を全力で作り、いつバタッと終わりが来てもいいように、準備しないといけないんだ」 これまで10本以上演出した年もあったが、ペースは落とした。「幾つかの作品は降りさせていただきました。作品はゆっくり選ぼうかな。ただ、若い世代の優秀な劇作家がいるので、もう少しやりたいなあ」』
まだまだがんばっていただかなくちゃ！全部観に行きますから！蜷川さんにお会いしたら私も憎まれ口言われたいですし〜。
ネクスト・シアター退団してしまったけれど、川口覚くんがまた蜷川さんとお仕事できますように。 できれば早めに。
KERAさん特集『悲劇喜劇２月号』の29〜30ページ。
