ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

今日の夕刊 

 日経に彩の国シェイクスピア・シリーズ番外編『ハムレット』劇評(高橋幸宏さん)『陰謀や情熱を現すかのような赤と冷酷な悲劇を予感させる青色の照明が交互に舞台を包む。その中で運命を導く糸のように光の線が描かれる。長屋をモチーフにした舞台美術、古典芸能を思わせる音楽。蜷川演出の特徴がふんだんに盛り込まれる。』『はかなげで従順なオフィーリアは、満島ひかりによって病める美しさに昇華される。』『運命に悩み、葛藤する通例のハムレットとは異なる像が示される。藤原竜也ハムレットは運命を受け入れて命尽きるまで、前進しろと言っているかのようだ。』『それは現在の蜷川にも重なる。西洋演劇のシェイクスピアを日本人として演出することに苦しんだ長い時代を抜け出ても、世界レベルの演出家として闘い続ける.その姿をハムレットに見立てたくなるのだ。』
 
 読売にも『ハムレット』劇評(山内則史さん)『若きデンマーク王子ハムレットの苦悩と破滅の物語は、父を謀殺して王位を奪った叔父クローディアス(平幹二朗)への王子の復讐劇の印象が強烈だが、ここでは、王の死から間を置かずたやすく叔父と結婚した母ガートルード(鳳蘭)に対する息子の、愛する故の深い不信と隔絶が悲劇の核と感じられる。』『そんなハムレットを藤原はりりしく、狂おしく、時に孤独をにじませて演じる。オフィーリア役の満島は、正気をなくした後の透明な虚無感が切なく、美しい。』
 
(´-`).。oO( Twitterの感想で竜也くんや内田くんのセリフが聞きとれなかったとあるけれど、私は竜也くんは早口長台詞もハッキリ聞きとれたのでさすがだな〜と思ったし、内田フォーティンブラスの小さな声は芯があって力強く聞こえたけれど。(ただ・・衣裳着せてほしい。笑)(あ、パンフレットに載っている衣装着たら、今までのフォーティンブラスと同じ解釈になっちゃうか。)(12年前のフォーティンブラスはかっこよかったけれどセリフを言うだけだったもの)4列目だったからなのか、彼らの声の音に慣れているからなのかぁ・・。それよりもフォーティンブラスの演出が今までと違うので1回じゃ飲み込めません。Newハムレットはわかったわ。)
私は25日に観劇 http://d.hatena.ne.jp/Magnoliarida/20150125
 
 読売。英国の劇作家フィリップ・リドリー作「マーキュリー・ファー』を白井晃さんが演出。日本初演。白井さんリドリー作品5作目。『人間の凶暴性や本能をとらえたブラック・ファンタジー色が濃い世界観だ。「一般的には屈折して見えるかもしれない。でも、彼は常に愛を語っている。家族とは何かということから出発し、個から世界を見ようとする点がおお」と話す。』『本作でもハードな暴力が描かれる。』『05年の英国初演時、リドリーは戯曲を読んだ知人から「これを本当に上演するなら絶縁する」とまで言われた問題作だ。初めて戯曲を手にした白井も「非道とも言える暴力性に目が行き、『さすがにこれは上演できない』と思った。」だが、時を経て読み返し、それは「浅はかだった」と思い直した。』
 読売、深夜番組たんけん隊は「山田孝之東京都北区赤羽」赤羽に実在する個性的な人たちを描いた清野とおるの漫画『ウヒョッ!東京都北区赤羽』を読んで感銘を受けて、本当に引っ越したた山田孝之。初回から見ていますが、なんとも言えない感覚でおもしろいです。
(´-`).。oO(明日の夕刊にモダンスイマーズの劇評が載ればいいなー。)