ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

映画『陽だまりハウスでマラソンを/原題:Sein letztes Rennen 英題:BACK ON TRACK』★★★★★ 

 3月いっぱいが期限の映画券で。これも予告を見て、ぜったいに観たかったもの。
http://hidamarihausu.com
監督:キリアン・リートホーフ『元オリンピック選手で伝説のランナー・パウル(ディーター・ハラーフォルデン)は、最愛の妻の病気をきっかけに夫婦で老人ホームに入居する。忙しく働くひとり娘に負担をかけられないからだ。70歳を越えても心身共に健康なパウルは子供だましのレクリエーションや規則にとらわれる施設側の態度に耐えられず、ウン十年ぶりに走り始めることに。目標はベルリン・マラソン完走!呆れ顔だった妻マーゴ(ターチャ・サイブト)も、パウルの熱心な姿に影響されて名サポート役に復帰。パウルの若き日を思い出した元詐欺師で片思い中のフリッチや優雅で美しいジャンヌ・モロー気取りのモートホルスト婦人、バイオリニストの娘を自慢するはラビンスキー夫人など個性的でチャーミングな入居者たちはにわか応援団を結成し、ホームは賑やかに変わっていく。
ところが、大会が近づいたある日、妻が倒れるアクシデントが!最大の理解者を失って動揺するパウルを施設は「老人性うつ」と診断。自由に走ることすら許されない状況に。果たしてパウルベルリン・マラソンに出場することができるのか――?』
 
パウルじいちゃんが施設で走りはじめたときから、最後のベルリン・マラソンのゴールまで涙でボロボロで目がヒリヒリ。力強い映画でした。施設の人手不足は他人ごとではないよね。パウルと妻マーゴの二人三脚。自分たちは「風と海」と言い合う夫婦愛に涙止まらず。」とtweet
 
すごく良い映画でした。施設の入居者たちが皆ほんとうにチャーミング!諦めていた、忘れていた情熱がパウルによって甦る。私は病気と老いのため何度も転んでしまうマーゴに何度も母を重ねてしまいました。
ディーター・ハラーフォルデンは、ほんとうにベルリン・マラソンを走ったというのがまた凄い。