ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

さいたまネクスト・シアター第6回公演『リチャード二世』4回目★★★★★ 


「今日は一日さいたま。さい芸から。リチャード二世、素晴らしかった。手打ノーサンバランドが内田リチャードに告げた「下へ」で涙腺崩壊(T ^ T) 今日のマチネ、私が4回観た中で最高でした。3回のカーテンコールの拍手に嘘はない。心をさい芸に残さず、埼スタに向かうことができました。」とinstagram投稿。
 
 なんかもうぐっと来ちゃって気持ちの高揚が抑えられないほどでした。内田くん神憑っていたわ。ひとりぼっちの王。リチャードに何度涙したことか・・。最後まで「王」だった・・。美しいリチャード。家臣もいなくなり(友はいなかった(T ^ T))王座を奪われ車椅子を降りた彼は膝を曲げることを学んでいないので(比喩)、歩くことを覚えたばかりの幼児のように重心がなかった。恐怖を取り除いてくれる友が王だったころからいなかったことに気づいてしまった悲しみが、その瞳と体から溢れているようでした。王リチャードが気に入らないと財産没収しちゃう横暴な権力者だったのも、孤独で寂しいからそうなったのかも、と思ったりも。内田くんの声を通したリチャードの美しいせりふには最後までうっとり。ほんとに「詩」と「史」を楽しめる、この『リチャード二世』。薔薇戦争のエピローグでもあるので、シェイクスピアのほかの歴史劇を年代順(即位順)に観たいと思わせてくれました。
 
今日は王リチャードを思い、涙が溢れてしまい、もうどうしたらいいのぉーーって感極っちゃう次の場は、楽しい演出にして笑わせてくれた蜷川さん。だから気持ちのバランスがとれました。
隼太くんのヘンリー・ボリングブルックも凄かった〜。今日もボリングブルックの傲慢な奢りっぷりは見事。どんどん憎らしい顔になっていくのだから最高よ。でも、やりすぎていないし、一瞬の優しさが感じられる。なによりセクシーです、隼太くん。とてもドキドキしました。多分ネクストで一番セクシーだよ。

第三場、「降りよう、下へ、下へ」と「裁きの庭へ、王は落ちる」とボリングブルックに王座を剥奪され、何者でもなくなった王リチャード。幽閉され、小久保エクストンに命を奪われる直前「昇れ、昇れ、我が魂。王座は天の高みにある」と気高く死んでいったリチャード。内田くんの美しさが際立っていました。(内田くんはメイクもすごく上手い!)
ボリングブルックにとってリチャードは憎むよりも愛する王だったように思えました。それは立場が逆転したからかな。
松田くんのヨーク公は、堂々とした貫禄。今回の舞台を引き締めていたのは彼だと思うほどの存在感。リチャードの真似まで入れて観客を楽しませてくれました。
そういえば最初と最後のタンゴのところ前回まで前〜中くらいだけを見ていたのか・・今日気がついたら大勢の中、後ろのほうで踊っている隼太くんと鈴木あっきーくんのオーラが凄かった。背の高さもあるかもだけど・・見つけた一瞬でまわりがかすんだほど!

 
 書き足すかも。書き足したい。というか、ぱーっと書いたのでちゃんと書き直したい(笑)
 
客席に「ヘンリー四世(木場さんの)」のヘンリー・パーシーが、しかも最前列にいたので、いるの知っていたら白川くんプレッシャーだろうなぁと思ったり(今日の1幕の白川くん、力が入りすぎていたので)(ヘンリー四世の時ランカスター公ジョンだったので)、私と同じ列に大御所(次のマクベス)さんがいたり・・。なんといっても、りょんりょんちゃんが斜め後ろにいたのでチラチラ見ちゃった(笑)←もちろん始まる前よ。ものすごく可愛くて。ものすごく格好良かったーーー。あ、りょんくんも真っ先にスタンディングオベーションしてたよ。ヴェローナはプローティアスかな?
丸山さんも「〜みんなすげぇ成長してる。熱くなってまっすぐ帰りたくない。 」って。丸山さんネクストの皆とたくさん共演しているものね。シンベリンでパリに行ったときtweetしてくれた写真を思い出した〜。 https://twitter.com/TomomiMaruyama/status/589379283442765824
 
20日追記)鈴木彰紀くんtweet「ダンスのお相手、そしてボリングブルックの隼太と☆」キャー!https://twitter.com/Akinori_Akky03/status/589843874287353856