ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

朝日夕刊に 

 テネシー・ウィリアムズ作「地獄のオルフェウス」(フロイヤル・シェークスピア・カンパニー出身のフィリップ・ブリーン演出、広田敦郎翻訳)7日初日、おめでとうございます!
『現在25歳の三浦だが、役は30歳になり、生まれ変わろうとするヴァルを演じる。「オレが30歳かって最初は思った。説得力のあるものが演じられるかと思っていたけれど、何かを経験してきたというウェートは年齢と関』『年下の青年との愛、夫婦愛、親子愛、嫉妬、憎悪……様々な愛のカタチが表現される。「レイディは父親を殺され、希望のない生活を送る疲れた女。だからこそ、孤独を抱えた青年にひかれる。何でこんなにドキドキするんだろう。やっていて本当に切ないと思うんです」と大竹。「夫との愛を取り戻せなかった悲しさも出したい」と模索する。』『2人にそれぞれレイディ、ヴァルの立場ならと聞いた。大竹は「嫌な人とは結婚しないわ」、三浦は「逃げるでしょ、だっていろいろ怖いじゃない」。』『自分の立場を重ねながら見るのも面白い劇だ。』(山根由起子さん)
 
「タバコを吸いながら粗野で乱暴な言葉を投げつけるという今までにない役をキレ良く演じていました。しかも劇中、ギターで弾き語りをするんですが、歌声が素晴らしい!」とアミューズ【部長くまだの今日の地獄】より。
1部:2時間(休憩:15分)2部:50分 合計3時間5分
 
 三谷幸喜のありふれた生活#751は『二人芝居と観客の目』「burst!」開幕、おめでとうございます!
『そうなのである。それが二人芝居の怖さなのだ。例えば、三人芝居の場合は、AさんとBさんが会話をしている時は、当然、観客はAさんとBさんを見ているわけで、その隙にCさんは、ズボンのファスナーを引き上げることが可能だ。しかし舞台上にAさんとBさんしかいない二人芝居は、役者は常に観客の目に晒されているわけで、たった一秒ですら「観られていない瞬間」がないのである。ファスナーを引き上げるタイミングはゼロに等しいのだ。』『というわけで、舞台上で香取さんは、気づかなかったフリをして全開のまま芝居を続けるか、堂々と股間に手を伸ばして、観客の目の前でファスナーを閉めるかの、厳しい選択を迫られることとなった。結局彼が選んだのは後者。役のキャラクターを崩さずに、「いつから開いていたんだ!」と叫んで、ゆっくりそれを引き上げた。芝居の途中で股間のファスナーを閉める際の、お手本のような見事な対応であった。さすがSMAP。客席が爆笑(そして多少の悲鳴)に包まれたのは言うまでもない。』
『今回の芝居は、決して「ああ楽しかった」だけで終わるような作りにはなっていない。ちょっと不思議な、後を引くようなラストシーン。役者としても素晴らしい演者二人の底力をぜひ観てほしくて、こういうエンディングにしたのだが、特にラストで見せる草なぎさんの「静かな狂気」は、鳥肌ものだ。あんな表情が出来る役者さんを、僕は他に知らない。』
ああ。観たいな〜。