http://qualite.musashino-k.jp/anarchy/
『アナーキー』(原題:CYMBELINE)は、交錯する思い、入り混じる動機、重大な誤解といった原作の真髄を残しつつ、現代アメリカの衰退した辺地の町に舞台を移し、豪華キャスト人によるクライムサスペンスへと変貌させた。
『2000年に公開されたイーサン・ホーク主演『ハムレット』の姉妹編と考えてもらっていい。
目指しているのは、400年前のシェイクスピアの戯曲に現代のリアリティを加えて、その登場人物、状況、テーマを現代と結びつけることだ。シェイクスピアが異なる神話時代(古代ローマやキリスト教以前のブリテンやウェールズ)を物語に融合していたように、今のアメリカのギャング文化、バイカー文化が持つ集団の同盟意識は、戯曲に描かれている昔の部族世界と融合できると思った。ペンシルベニア州スクラントンを視察して、工業化の栄光の影がくすぶる廃れた炭鉱の町を舞台に展開するアクションを思い描いた(予算の関係で、スクラントンのような場所を見つけて、ニューヨーク州の中だけで撮影した)。』
イーサン・ホークは、ヤーキモーの役なんだね。『シンベリン』のヤーキモーが主役になるというわけね。
「ヤーキモーはトリックスターであり、誘惑する男、ヘビのような男だ。」 窪塚くんを思い出すわ。
エド・ハリスがシンベリン役。 明日、ゆっくり読もう。