シアタートラムへ。
K列。
終わってすぐに池袋に向かったので、幕間に「麻実さん、ハマってるー。 」と移動中に「とてもよかったよ。トラムでカーテンコールが3回もあった!真之介くんが可愛かったーー 😍」しかつぶやきませんでした。結婚してから真之介くんは内側から色気が出て来たわ〜。
『絡んでしまった家族の関係、身動きできない息苦しさ、それでも切れない鎖』見終わって、ロープでぐるぐる巻きにされたような、このヴィジュアルを改めて見たら、ちょっぴり涙が出ちゃいました。緊張感といくつもの言葉に胸がしめつけられた思いがよみがえります。
たった1日の話。濃密な舞台でした。波の音。霧笛。灰色の砂が広がるタイロン一家の別荘。島 次郎さんの美術がまた素晴らしくてね。
作:ユージン・オニール 翻訳・台本:木内宏昌 演出:熊林弘高 美術:島 次郎 照明:笠原俊幸 音響:長野朋美 衣装:原まさみ
出演:麻実れい 田中圭 満島真之介 益岡徹
『いつ果てるともない、壮絶な4人家族のいさかいの記録である。妻メアリー(麻実れい)、長男ジェイミー(田中圭)、次男エドマンド(満島真之介)、夫ジェイムズ(益岡徹)の家族4人が、ののしり、和解し、また傷つけ合う。言葉の応酬だけでなく、役者同士、身体の接触を最大限に使う。熊林弘高の演出にはおなじみの風景だ。 鼻が触れ合う距離で怒鳴りあう。つかみ合い、相手をねじふせる。抱擁する。頬に唇を寄せる。舞台のラスト、暗闇に消えていく、妻メアリーの長く哀しいモノローグが語るもの。それは、この家族の絆の本当の崩壊か、それとも、再生の予感か。』http://www.umegei.com/schedule/455/
『秋のソナタ』『おそるべき親たち』『狂人なおもて往生をとぐ 〜 昔、僕達は愛した 〜』と4作品目。 熊林さんと木内さんコンビの作品はこれからも観ていきたいと思いました。
『おそるべき親たち』でも母と息子だった麻実さんと真之介くんですが、今回の役柄は全然違います。私は無邪気な息子の真之介くんより(『ハムレット』のレアティーズより)今回の真之介くんのほうが好きかな〜。
田中圭くんは、自分大好きなお坊っちゃまを演じた『鎌塚氏、すくい上げる』以来。彼も今日のほうがよかったなーー。でも、ジェイミー、苦しいよ。
今日2回も客席で着信音が鳴ったのは残念。電源切りましょう。
ドリンク全品100円引きの日。