ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

マームとジプシー『夜、さよなら』『夜が明けないまま、朝』『Kと真夜中のほとりで』★★★★ 


 舞台写真展(舞台写真の撮影はNG)

作・演出:藤田貴大
出演:石井亮介、尾野島慎太朗、川崎ゆり子、斎藤章子、中島広隆、成田亜佑美、波佐谷聡、長谷川洋子、船津健太、吉田聡
「夜」と「不在」をモチーフに描いた3作品を、タイトルはそのままに再構築し、同時上演。
 
「マームとジプシー『夜、さよなら』『夜が明けないまま、朝』『Kと真夜中のほとりで』観劇。3つの「夜」がひとつになっていて、劇場を出たとき、私の、そして誰かの夜にも繋がっている感覚に。今回も男の子たち、よかったな。」
「マームとジプシー、さい芸の小ホールの階段や上の通路を使った演出は、さいたまゴールド・シアターの『ルート99』の以来だったかも。思い出しちゃった。
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青柳いずみちゃん不在なんだけど、聡子ちゃんの話し方やトーンがいずみちゃんと同じなので(まあ、これは、ずっとそう、なんだけど)それがこの劇団の特徴なんだけど、私のなかでは「藤田貴大さんのなかの女の子=いずみちゃん」になってしまったようです。そんなことや「ここまで動くのはなんでだろう(物語だけじゃなく、体の動きもリフレインしてる)」「体育のようだ」と思いながら見てしまうので、なかなか物語に入っていけなかったりも。
小ホールの構造を生かした演出、照明、そして小ホールにスズキ タカユキ(Suzuki Takayuki)さんの衣装がマッチしていて素敵でした。
もう1回観ます。
 
朝日新聞デジタルより『3作は「夜、さよなら」(2006年初演)「夜が明けないまま、朝」(09年同)「Kと真夜中のほとりで」(11年同)。訪れない朝や、いなくなった誰かを待ち続ける人々を描く。舞台は全て夜の設定だ。』『中でも「K」は、藤田さんの戯曲に特徴的な、特定の場面を繰り返す「リフレイン」により、登場人物たちが、Kという少女が姿を消した3年前の数時間に何度も回帰する。「過ぎ去っていく時間に対して納得がいかない、刻み直したいという思いが強くあった」』http://digital.asahi.com/articles/CMTW1602181100002.html?rm=150
 藤田貴大がシェイクスピアに挑戦。マームとジプシーが「ロミオとジュリエット」。さい芸の小ホールでやってほしいな。
 
 帰り道の楽しみ。夜しか読めないですが。