ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

る・ひまわり『僕のリヴァ・る』★★★★★ 


成河くんの後輩・慎太郎ちゃんがとても良いと聞き、新国立劇場 小劇場 THE PITへ。
「『僕のリヴァ・る』観劇。とても良かった。はい、安西慎太郎くんに何度も泣かされました。彼、素晴らしい。
3組の兄弟の物語をオムニバスで。兄弟(家族)だからこそ芽生える感情の優しさ、哀しさ、絆、脆さ。私は最初のタロウの「嫌いじゃない」に泣き、最後は不条理さに泣いた。もっと観たい。」
「でも、一人っ子の私には、兄弟のことを私の内側で理解できていないのかも。外側だけで。」
「そしてやっぱり鈴勝さんの「クラウドCLOUD」がまた観たい。」
と移動中にTweet
本当はスタンディングオベーションしたいくらいでした。一人でもすればよかった・・・ほんとうに。
 
鈴木勝秀さんの演出、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』『オペラ・ド・マランドロ』『クラウドCLOUD』くらいしか観ていないのか・・(もっと観たいのに)。他の作品はわからないけれど、すごく好きだった『CLOUD』に比べるととても優しい作品でした。http://d.hatena.ne.jp/suzukatzcloud/about
 
3組の兄弟たちの物語 https://theater.favclip.com/tag/detail/僕のリヴァ・る
上演台本・演出:鈴木勝秀
出演:安西慎太郎 小林且弥 山下裕子 鈴木拡樹

『オムニバス最初の物語は『はじめてのおとうと』3歳児の兄のタロウを人形、生まれたばかりの弟のジロウをマネキンに見立て、安西慎太郎と小林且弥によって心理戦が繰り広げられる。一見、可愛らしいだけにしか見えない年頃の2人の兄弟が、その年齢と不釣り合いなほど、大人びた言葉で心の声が語られる。この大人びた幼子のライバル心理に、観客は驚かせれ、笑わされた。』
『次の物語は『フィンセントとテオ』。絵を描くことに狂気になっている、鈴木拡樹が演じる兄のフィンセント・ファン・ゴッホと、その兄に振り回されながらも、時に客観的に兄を見守るも、絶対的な信念で画家としての兄の才能を信じ続ける、安西慎太郎が演じる弟のテオドール。お互いの存在を尊敬しつつ、支え合い生きる兄弟愛の美しさが描かれた。ゴッホの37歳という太く短い生涯が兄弟というフィルターを通して描かれた。』
『最後の物語は『盲目の弟とその兄』。通りすがりの他人の一言から、崩れる兄弟関係が描かれた。安西慎太郎演じる盲目のジェロニモは、小林且弥演じる兄カルロへの猜疑心を持ってしまったために、自らの人生も兄の人生も崩壊の方向へと走らせてしまう。その原因を大きくさせたのは、弟を思う兄の優しさであり、兄弟愛の危うさでもあった。』
THEATERCLIP. https://theater.favclip.com/article/detail/5713404798959616?tag=僕のリヴァ・る