「『リップ・ヴァン・ウィンクル』(Rip van Winkle)は、アメリカの小説家ワシントン・アーヴィングによる短編小説、および主人公の名前。1820年発表の短編集『スケッチ・ブック』中の一編として書き上げられたものである。」Wikipediaより
アメリカの昔話「リップ、バン、ウィンクル」http://hukumusume.com/douwa/pc/world/04/12.htm
3時間あると聞き、邦画で3時間って滅多にないわー 寝不足で行けないわー と思っている午後。まどろみ中。
映画のあらずじなど全然読んでいなかったけれど、公式サイトくらい見ておこうか。http://rvw-bride.com
優作さん、怖ぁーーーーーーーーーーい。
Story Of Rip Van Winkle
「寝ますか。寝る前にお話ひとつ、してあげますよ。リップ・ヴァン・ウィンクルの話って知ってます?いい名前でしょ。リップ・ヴァン・ウィンクル。彼がね、山に狩りに行ったんですよ。山へ狩りに。そこでね、小人に会ったんです。何ていう名前の小人だったかは忘れましたけどねえ。ずいぶん昔の話だから。とにかくその小人に会って、ウィンクルはお酒をごちそうになったんですよ。そのお酒があまりにもおいしくて、どんどん酔ってしまったんです。そして、夢を見たんです。眠りに落ちて。夢を見たんです。寒いですか?寒いでしょ?その夢はね、どんな狩りでも許されるという、素晴らしい夢だったんです。ところがその夢がクライマックスに達した頃、惜しい事に、目が覚めてしまったんですよ。辺りを見渡すと、小人はもういなかった。森の様子も少し変わってた。ウィンクルは慌てて妻に会う為に、村へ戻ったんです。ところが、妻はとっくの昔に死んでたんです。村の様子も、全然変わってましてね。わかります?つまり、ウィンクルが一眠りしている間に、何十年もの歳月が経っていたんです。おもしろいでしょ?」
松田優作が『野獣死すべし』で、室田日出男演じる刑事に電車の中で追い詰められ、唐突にこう話し出すシーン。