ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

映画『シング・ストリート 未来へのうた/Sing Street』★★★★★  

 同じ映画館でもう1本。前に観に来た時満席で、これは買いたくなるはずだと予感してパンフレットだけ買って帰ったもの。今日パンフレット売り切れていたので、買っておいた自分を褒めよう。
http://gaga.ne.jp/singstreet/ 
「「はじまりのうた」「ONCE ダブリンの街角で」のジョン・カーニー監督の半自伝的作品で、好きな女の子を振り向かせるためにバンドを組んだ少年の恋と友情を、1980年代ブリティッシュサウンドに乗せて描いた青春ドラマ。大不況にあえぐ85年のアイルランド、ダブリン。14歳の少年コナーは、父親が失業したために荒れた公立校に転校させられてしまう。さらに家では両親のケンカが絶えず、家庭は崩壊の危機に陥っていた。最悪な日々を送るコナーにとって唯一の楽しみは、音楽マニアの兄と一緒に隣国ロンドンのミュージックビデオをテレビで見ること。そんなある日、街で見かけた少女ラフィナの大人びた魅力に心を奪われたコナーは、自分のバンドのPVに出演しないかとラフィナ(ルーシー・ボイントン)を誘ってしまう。慌ててバンドを結成したコナーは、ロンドンの音楽シーンを驚かせるPVを作るべく猛特訓を開始するが……。」(映画.com)
 
主人公のコナー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)が真っ直ぐで、ぶれないのがいい。自分の置かれた環境もマイナスに考えないで、自分の居場所を自分で切り開いてゆく。自分を無駄にいじめるバリー(イアン・ケニー)に対しての態度もいい。思いを歌詞にして歌う。意地悪なバクスター校長(ドン・ウィチャリー)を歌で斬るのもいいわ〜。
ウザキが好きなエイモン(マーク・マッケナ)も可愛い。楽器はなんでもできて、コナーとの曲作りするご機嫌なシーン多いです。ええ、こういう青春系映画によく出てくるメガネ男子(実はすごく綺麗な男の子というのはお決まり)です。
 
「ロックをやるなら笑われる覚悟をしろ!」とブレンダン。
家庭の事情で大学もドイツへ行く夢を断たれた兄ブレンダンとの関係がとてもよく描かれていて(兄の葛藤もわかる)エンドロールに「すべての兄弟に捧げる」というメッセージが流れたことにもうなずけます。
 
80年代半ばのアイルランド、ダブリンが舞台。なので80年代に流行った音楽、コナーやコナーのお兄ちゃんブレンダン(ジャック・レイナー)が夢中で聞いている曲たち、私も80年代によく聞いていた音楽が使われていたので、ずっとニコニコしちゃっていた私。ブレンダンの髪型はピンク・フロイドデヴィッド・ギルモアがモデルらしい(笑)
兄ブレンダンの部屋にはジークムント・フロイトの大きなポスターが貼ってあったのも印象的。
 
とにかくコナー役のフェルディア・ウォルシュ=ピーロが可愛い!!!!!ほっぺが赤いのがまたいい!!エディ・レッドメインだって、フェルナンド・トーレスだってそうだもの。←私の好み。
しかも、コナーが組んだバンドの曲がとてもよくて・・サントラ買ってきちゃった。
 レコードサイズのパンフレット。
 Sing Street - Drive It Like You Stole It (Official Video)
 
Ferdia Walsh-Peelo/フェルディア・ウォルシュ‐ピーロ
「2000年アイルランド・ダブリン生まれ。母親の影響で幼少期から歌のレッスンを受け、7歳と12歳の頃にモーツァルトのオペラ「魔笛」にプロキャストとして参加。アイルランドツアーを経験する。14歳のとき、母が本作『Sing Street』の主役募集を知り、オーディションに応募。監督から絶大な支持を受け、見事に主役の座を勝ち取った。新人俳優ながら、恋に燃える思春期の少年を熱演し、その歌声も惜しみなく披露している。」
OK!
宇多丸、映画『シング・ストリート 未来への歌』を語る!」 http://www.tbsradio.jp/57853