シアターコクーンへ。
「現代能楽集シリーズ」や『わたしを離さないで』も大好きですが、「鎌塚氏シリーズ」以来、『鎌塚氏、〜』と『ライクドロシー』など倉持裕さんのコメディが大好きな私。大きな声では言えないけれど、ペンギンプルペイルパイルズの舞台よりも・・。作・演出も好きですが、倉持さんの作品のファンタジックな美術が大・大・大好きなんです〜。特に盆！！
１幕 85分 休憩15分 ２幕 70分
H列 センターブロック （さいたまの皆さまがいらしていたのは、蜷川さん繋がりね）
「東京のはずれに出現した『大道寺シアター』なる劇場。その中心にいる大道寺家の人々に次々と降りかかる事件、また事件。ついに一家離散へと追い込まれる家族の再生を目指して父親は一念発起、家族の「絆」を取り戻そうと奮闘するが。。。。」
東京のはずれ・・埼玉と群馬の県境です（笑）都会派の妻にとっては埼玉も群馬も同じ。
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/16_kazokunokiso.html
『家族の基礎〜大道寺家の人々〜』初日観劇。私が観てきた倉持さんのどのコメディ作品とも違う家族ドラマ。２時間ドラマではなく（これでもかってくらい）朝ドラ ワンクール一気に見たくらいの充実感。
初日のため照明とかバックステージがバタついていたけれど、あの美術たまりません！積木がからくり絵本のように動くみたいな…。可愛いし〜。どうなってるの⁉ バックステージが見た〜い。その美術と同じように物語も予想できないからくりな展開！見応えあり、面白かったです！
いつもは、飛び出す絵本のような美術が盆に乗り、その回る美術の中を俳優たちが動く（これが見事なの！）のですが、今回は、その積み木のような美術の様々な箇所が、いろんな角度で動くから、びっくり！！楽しくて、すごすぎて・・説明できません。これも今まで見たことないものでした。
これからもっと滑らかになり、更に良くなっていきそう。松重さん、夏帆ちゃん、最高っ〜。初舞台の林遣都くんはちょっと緊張していた感じ。回を重ねれば柔軟になっていくだろうね！堀井新太くんも良かったな。
夏帆ちゃんは歌、苦手なのかな〜。聞きたかったな〜。
公式サイト http://mo-plays.com/kazokunokiso/
作・演出：倉持 裕
松重 豊、鈴木京香 夏帆、林 遣都、堀井新太、黒川芽以、山本圭祐、坪倉由幸、眞島秀和、六角精児 長田奈麻、児玉貴志、粕谷吉洋、水間ロン、山口航太、近藤フク （すごい大所帯でした）
照明：笠原俊幸／美術：中根聡子／音楽：阿部海太郎／音響：高塩 顕／衣裳：太田雅公 http://mo-plays.com/kazokunokiso/
大道寺家に（上がり込んで）住んでいる染田明司役の堀井新太くん http://news.livedoor.com/article/detail/11960426/?_from=linenews_social
『マッサン』で森野熊虎（風間杜夫）の息子・一馬役 http://news.livedoor.com/article/detail/11960426/?p=2
「下町ロケット」や「表参道高校合唱部」にも出ていて「NHK BS「伝七捕物帳」最終話にゲストで出るようです。
