いつも書いていますが、都々逸は七・七・七・五のリズムで詠む短詩で、そのリズムを並べるだけでなく、更に分解して初句の七は「三・四」(四・四可)、二句の七は「四・三」(二・五可)、三句の七は「三・四」(四・四可)で、五で止めになります。その月の課題ひとつに対してひとり3章までの作品を提出。そして、それを選者が【佳作】(約20作品)、【七秀】(7作品)、【五客】(5作品)、【三才】(「人」「地」「天」)とランク付けして選びます。そして【秀】以上の作品には景品が出ます(*^_^*)。
10月のお題は「変」「実」「等」「塩」「尽」。今月は仕事も遊びも忙しく、(各題三章詠)ですが、昨夜一夜漬けで作ったから九章しか出せなかったなか、六章選ばれました〜嬉しい〜。
【変】「変な顔しておどけてみせた 気まずい空気が過去になる」 ←(佳)
【変】「街はどんどん変わっていって 僕の記憶とすれ違う」 ←(佳)
【実】「指でつまんだ小さな果実 ふわり広がる甘い秋」 ←(秀)
【等】「窓の向こうを横切る風も 景色もあなたとはんぶんこ」 ←【三才の「天」】いただきました〜(*^o^*)
【塩】「喧嘩した日のひとりのごはん 全部塩っぱい味がする」 ←(客)
【尽】「尽くすタイプじゃないけどわたし 愚痴でもなんでも聞いたげる」 ←(客)
都々逸の師匠さまが、今わたしが読んでいる本を先日読んだと聞き、嬉しかった〜。