ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

 11月になったとたん晩秋を通り越し季節は冬です。
 セブンイレブンにミニサイズがあった〜195円
遠野物語・奇ッ怪 其ノ参』初日おめでとうございまーーーす。早く観に行きたーーーい。
 
前川知大の「遠野物語」プレビュー終え本日開幕、「お客様が入って固まった」』(ステージ・ナタリー)http://natalie.mu/stage/news/207769
「舞台は、過去か未来かも不明な、現実から少しずれた架空の日本。社会の合理化を目指す「標準化政策」により、方言は否定され、物事は真実と迷信に分けられて、迷信は排除される世の中になっていた。そんな中、仲村トオル演じる作家のヤナギタは、東北弁で書かれた散文集を自費出版したため、警察の事情聴取を受けることに。そこへ、ヤナギタの散文集の内容が迷信か否かを解明するため、山内圭哉演じる学者のイノウエが呼ばれてきて……。」「本作は、その散文集を読み進めていく形で展開する。ヤナギタが、瀬戸康史演じる東北の語り部の青年ササキから聞いたという話は、奇怪なものばかりだ。不審死を遂げた一家の話、蛇が大量発生する家の話、神隠しにあった娘の話……。俳優たちはそれぞれ基本となる役はありながらも、シーンごとにくるくると役と“役割”を変え、ある時は名もなき村人役に徹し、またある時は打楽器を打ち鳴らして、全員でシーンを作り上げていく。」「現実と妖の境界線で揺れ惑うヤナギタ役を時にコミカルに、時にシリアスに演じる仲村をはじめ、生き生きとした東北弁で物語の深部へと誘う瀬戸、愛嬌を交えてササキの祖母ノヨを演じる銀粉蝶、イノウエが抱える複雑な心境を繊細に表現した山内と、それぞれに印象深い。また、近年の前川作品には、シンプルでグサリとくるセリフが多いが、本作にもまさにそんな思わず書き留めたくなるような魅力的な言葉が詰まっている。特にヤナギタのセリフには、前川の作家としての矜持を感じさせるものもあり、本作に懸ける思いの深さが感じられる。」
舞台画像がいっぱい。
http://natalie.mu/stage/gallery/show/news_id/207769/image_id/668973
http://natalie.mu/stage/gallery/show/news_id/207769/image_id/668980
赤が基調なのは想定外でした〜。
 
10月31日に45歳になったばかりの山内圭哉さんインタビュー!「ホラーとコメディってすごく似ている」(文/河野桃子さん)http://enterstage.jp/interview/2016/09/005666.html
『奇ッ怪 其ノ弐』の事
仲村トオルさんは「しなやかでブレの無い、真面目な方でした。かといって、ユーモアに対しても寛大で柔軟なので、小松和重さんや池田成志さんや僕らがふざけてしまうことも受け入れてくれるんです。僕らは舞台上でトオルさんを笑わすのが楽しくて。トオルさんはブレたらいかん役やったから、演技中に吹き出さんようにするのがけっこう大変やったと思いますよ(笑)。」
瀬戸康史くんは「瀬戸くんはものすごく緊張する性質らしいです。緊張しすぎて、具合悪くなるぐらい。」
「あれはなんとも言えん味わいの作品でした。前川くんの作品はいつも、すごく言葉にしづらいことを書こうとしていると思うんです。例えば、身近な人が亡くなるとその人について一日一回必ず思い出したり・・・生きている時よりずっとその人について考えますよね。『奇ッ怪 其ノ弐』をやりながら、人が死ぬのは悲しいけれど、人が亡くなることによって埋まるものもあるんだなという気がしてきました。」
「本物の妖怪はおらんと思うんです。そうやなくて、たぶん夜中に徘徊してる老人なんかを妖怪って言ったんやろうなと・・・。昔は道も暗かったし、「怪しい影が歩いてる。妖怪や!」みたいな感じで、町内のファンタジーが生まれたんじゃないかな。」
本当は、幽霊がいたらいいなと思いません?
「う〜ん・・・まあ、ブルース・リーと話せたら楽しいかもしれないけどね。でも、死んでからも会えるんやったら死ぬ意味ないし。命に制限があるから生きてる楽しみもあるんやと思う。もちろん近しい人と別れるのは嫌やけどね・・・みんな、親、大事にしなはれや。」
多分普通のことなのに目から鱗。すごく面白いインタビューでした〜。