ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

10月1日の『成河トークイベント』のレポート 

メールマガジン「male de songha」会員限定の『成河トークイベント』イベントレポです。すごい詳しいレポ、ありがとうございまーーす。http://okepi.net/kangeki/1197
 
 以下、その一部。(おけぴ取材班:chiaki(撮影・文)監修:おけぴ管理人)
──演劇の在り方、観客としてどのような姿勢で臨めばいいのでしょうか。
「今いるこの場所は何なのだろうということはずっと考えています。そして、考え続けなくてはいけないと思っています。その時に思い出すのは、『春琴』という作品でご一緒したイギリスの演出家サイモン・マクバーニーの「芸術において、写真の発明によって絵画が自由になったという1つの考え方がある。だとすれば、映像(技術)の発達によって演劇は自由になるべきだ」という言葉です。」
「それがどういうことなのか、それは答えのないことかもしれません。でも、あらゆることが映像でできてしまう昨今、わざわざ時間を決めて、約束をして、お金を払って劇場へ行く。とっても面倒なことですよね。それでも、劇場へ行く。そこにはなにがあるのだろう。」
「僕が思うに、映画が画を観に行く行為だとすると、演劇は人に会いに行く行為なんです。実際に会ってはじめて伝わる、文字や画面からは読み取れない情報がある。僕らからしたら本当にそうなんですよ。うんと言ってくださったり、頷いてくださったり、笑いというものが一番わかりやすいかもしれません。逆に言えば、立ち上がって怒りだす、帰ることだってできるんです。するしないは別として、その可能性があることが一番の価値だと思います。会ってはじめて生まれる緊張感。それが舞台上と客席の間に無くなったら、こうしてわざわざ足を運ぶということは50年、100年したらなくなるかもしれない。それが、僕なりに考える双方向です。今もこうして対話しているんですよ!思いっきり一人でしゃべりまくっているけれど(笑)。だから僕はみなさんの話が聞きたい!」

ア・ラ・ポテトの森下亮さんの感想。https://twitter.com/RyomoRishitan/status/916298420729528320
『「人間風車」観ました。20年前の遊気舎初演を観た劇場にいた感覚が肌から蘇る2017年版でした。人間に想像力があるからこそ生まれる恐怖。観客それぞれの頭で物語が広がる余白がいい。そのきっかけをくれる成河。膨らませる諒君。作品自体が怪物でした。』