優勝と準優勝は、何もかもが全く違う。浦和のACL制覇が教えてくれること。(Number Web JリーグPRESS轡田哲朗さん)http://number.bunshun.jp/articles/-/829375
「ペトロヴィッチ前監督が鍛え上げてきたチームに、堀監督が勝負強さを植えつけた。今のレッズを「勝負弱い」と呼ぶことは誰もできないはずだ。」
「準優勝という響きは良いけど、2位というだけだから。勝たなきゃ、チームの名前も、選手たちの名前も残っていかないから」「決戦までの1週間、アジアサッカー連盟の公式サイトや決戦を盛り上げるための企画では、10年前の決勝戦が何度となく取り上げられた。その時に、埼玉スタジアムに形取られた大きな星のビジュアルを久しぶりに目にした。一般的にはコレオグラフィーと呼ばれるものだが、浦和のサポーターたちは選手の視覚に訴えるものとして、ビジュアルサポートと呼んで誇りを持っている。」
「この日浦和がアルヒラルを相手に守勢に回ろうと、勝利という結果を掴んだことで、試合前後のバックスタンドに広がったクラブのエンブレムと優勝カップが表現され、それを両サイドのスタンドに2007、2017の数字と星をあしらったところから伸びたリボンがつなぐという素晴らしいビジュアルも歴史に残っていく。」