紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAへ。
いつも代々木から歩いて紀伊國屋書店に寄り道しながら上の階にある劇場に行っていたので、書店がニトリに変わっていてびっくり。そして、残念。
「作 フェルディナント・フォン・シーラッハ、演出 森新太郎さんの法廷劇「TERROR」初日観劇。翻訳劇。
一語一句聞き逃してはいけないと集中していたので疲れた。
参審員となり、命と罪（法律）について決断を迫られる観客。休廷２回。２回目は投票の時間。休廷後に発表された結果を聞いて、無罪と有罪の票数の差がそんなになかったことに内心驚き、命の重さ、そして、それぞれ違う環境で生きてきて各々違う思想や考えや（宗教とか）を抱いている人たちが人を裁くって本当に難しいことなんだなと改めて思いました。法律だって人間が決めるものだからなぁ。
疲労した〜〜。」
と帰りの電車でTweet。神野三鈴さんの声、立石凉子さんのような声で好きな声です。
今日の裁判の結果は、無罪189 有罪165で「有罪」でした。私がどちらに投票したのかは、守秘義務があるので伏せます。
パンフレット1,000円（買わなかったけれど）と一緒に本も売っていました。
戯曲 東京創元社「テロ 」フェルディナント・フォン・シーラッハ著 酒寄進一訳 装幀：森田恭行（キガミッツ）定価 1,728円（税込） ←有罪判決と無罪判決の違いを読んでみたいな。
「2013年7月26日、ドイツ上空で旅客機がハイジャックされた。テロリストがサッカースタジアムに旅客機を墜落させ、7万人の観客を殺害しようと目論んだのだ。しかし緊急発進した空軍少佐が独断で旅客機を撃墜する。乗客164人を殺して7万人を救った彼は英雄か?犯罪者か?結論は一般人が審議に参加する参審裁判所に委ねられた。検察官の論告、弁護士の最終弁論ののちに、有罪と無罪、ふたとおりの判決が用意された衝撃の法廷劇。どちらの判決を下すかは、読んだ「あなた」の決断次第。」
「弁護士（橋爪功）と検察官（神野三鈴）がそれぞれの正義を賭けて、法廷で丁々発止の論戦を繰り広げる。この裁判の行方を決するのは… 観客の皆様に被告が有罪か無罪か投票していただき、その投票結果で、判決が言い渡されます。この法廷劇の結末を決めるのはあなたの一票かもしれません。」
http://www.parco-play.com/web/play/terror/
作：フェルディナント・フォン・シーラッハ Ferdinand von Schirach 翻訳：酒寄進一 演出：森新太郎
出演：弁護士ビーグラー（橋爪 功）、裁判長（今井朋彦）、被告人ラース・コッホ少佐（松下洸平）、被害者参加人フランツィスカ・マイザー（前田亜季）、証人クリスティアン・ラウターバッハ（堀部圭亮）、検察官ネルゾン女史（神野三鈴）、廷吏（原田大輔）
中谷美紀さんからのお花が幾つか。
