シアターグリーン BIG TREE THEATERへ。
E列の真ん中で。良いお席をありがとうございます〜。
「生きてこうあるか消えてなくなるか、それが問題だ」
カクシンハンの『ハムレット』観劇。夜の３時間は持久走だ💨 今回も古典を斬新にアレンジしているけれど最近の何本かと比べると品があった。乘峯さんの美術、好き。パイプ椅子の使い方も今回は美しかった。時々蜷川さんを思い出す音楽（生演奏ではない）。その分ダイナミックさは低めだったかな。
河内さんのハムレットがチャーミング。歴代の中でも必見だと思います。のぐちさんのガートルード、新しい夫にはもう女の顔！ハムレットと二人のシーンがすごく良いわ。アッキーのホレイショーも河内さんとのシーンがとても良い。＝河内さんは凄い！この3人の言葉はすっと入ってくる。
島田惇平さんのレアティーズ、後半が良かったな。前半はセリフが聞き取りにくかった。
「ハムレットが実在してるんではないかと思う河内さんの演技には若輩の私は真っ向からぶつかるしかなく。ぽたりと落ちる汗も見逃さないように全神経をヒリヒリ張ってます。だから終演後にaridaさんに頂いたお言葉が本当に嬉しかった✨ありがとうございました」←のぐちさんからのお返事。
「のぐちさんがガートルード役と知った時からどう演じるのか楽しみにしていました。旅芸人のお芝居を見ている時のお顔（モニターに映った）は幸せそうで、その後オロオロするお顔、悲しみの中にいるお顔、さすがだなぁと。河内ハムレットとガッツリぶつかり合う演技は圧巻でした。昼・夜お疲れ様でした！」と私。
真以美さんのオフィーリアの一途さが切ない。オフィーリアが「海辺のカフカ」を読んでいて蜷川さんを思い出す…。←村上春樹でなく。
http://kakushinhan.org/works
作：ウィリアム・シェイクスピア 翻訳：松岡和子 演出：木村龍之介
出演：河内大和、真以美、岩崎MARK雄大、のぐち和美 / （以下五十音順）有田杏子、伊藤壮太郎、大洞雄真、兼本得義、小林春世、里村孝雄、鈴木彰紀、島田惇平、高橋克明、高橋司、竹本優介、多田慶子、寺田みなみ、遠山悠介、西島大輔、西村蒼、二ノ戸新太、宮田幸輝、吉村健洋
美術 : 乘峯雅寛(文学座) 照明 : 中山奈美 音響 : 林あきの 映像 : 松澤延拓 アンサンブル・ディレクション：河内大和 演出助手：木内希 舞台監督 : 中井尋央(ステージワークURAK) コーディネーター：岩崎MARK雄大
のぐちさんとアッキーにご挨拶して、河内さんと真以美ちゃんに写真撮ってもらって、劇場を後にしました。
個人的には谷内さんの宣伝デザインが見たかったなぁ。
あと、河内大和さんのロズギルが観たい。ローゼンクランツが河内さんで、ギルデンスターンは誰がいいかな〜。
https://ameblo.jp/kazu-kochi/entry-12403108517.html?frm=theme
