ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

DULL-COLORED POP vol.18 福島三部作 第一部先行上演「1961年:夜に昇る太陽」★★★★★ 

 こまばアゴラ劇場へ。
 
DULL-COLORED POP「福島三部作 1961年:夜に昇る太陽」やっと観れた。冒頭は2011年。双葉町に住む家族の三男 真の目線で原発誘致が決定した1961年が語られる。福島で生まれお父様が原発で働いていらした谷さんの脚本、とびきり弾けた演出、福島公演を経て役が染み込んいる皆さまのセリフが響きます。
追加で少し書きたいな。 

 もう直ぐ千秋楽なのでネタバレ書くけれど、
井上裕朗さんは、最初のシーン、2011年、原発事故により避難指示を受けた双葉町のある部屋に数十分だけ一時帰宅し荷物を取りに来るシーンに出てくる真と、3歳の元気で多感な男の子 真を演じています。真はお人形(4人の子どもはお人形)なんだけれど、びっくりするくらい表情がある。大人の話し合いに違和感を覚え、ただならぬ空気を感じている顔がラスト。それを動かしているひろおさんの目に涙が・・ラストで初めて50年後の真とリンクした。