道に迷って（竹芝桟橋まで行ってしまい、遠回りして）少し遅刻。
幕開け５分入れないとかでモニター見ながら待機。でも、とても親切な劇場。
「劇団創立65周年の記念すべき年に、四季の原点であるストレートプレイの魅力を味わっていただきたい――劇団四季12年ぶりの新作ストレートプレイ。」だから観に行ったのです。
https://www.shiki.jp/applause/shakespeare/
原作映画脚本：マーク・ノーマン、トム・ストッパード（『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』のトム・ストッパー） 台本：リー・ホール 翻訳：松岡和子 演出：青木 豪（外部から演出家を呼んだのは50年ぶりらしい）
作曲・指揮・音楽監督：笠松泰洋 美術デザイン：高橋知子 衣裳：デザインレッラ・ディアッツ 照明デザイン：門脇寿志 ファイト・ディレクター：新美智士 振付・ステージング：脇坂真人 演出助手：荒木美保
劇団四季：『恋におちたシェイクスピア』：プロモーションVTR https://www.youtube.com/watch?v=DcLMHDMeC0I
ウィリアム・シェイクスピア（ウィル）／上川一哉 ヴァイオラ・ド・レセップス（トマス・ケント）／山本紗衣 クリストファー・マーロウ（キット）／田邊真也 バーベッジ／阿久津陽一郎 ウェセックス／飯村和也 ヘンズロウ／神保幸由 フェニマン／志村 要 エリザベス女／中野今日子 ティルニー／味方隆司 乳母／増山美保 ネッド・アレン／神永東吾 ウェブスター／平田了祐 【男性アンサンブル】川口雄二 荒井 孝 鈴木 周 菱山亮祐 小林清孝 小松貴行 佐藤幸治 南 圭一朗 【女性アンサンブル】長橋礼佳 原口明子
翻訳をされた松岡和子先生が絶賛していらした青木豪さん演出『恋におちたシェイクスピア』で劇団四季デビューしました！たしか松岡先生の翻訳本は出版されないらしいので、和子先生ファンの皆さま、これは観に行ったほうがいいと思います！
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] 自由劇場は小くて13列でも舞台に近くて（しかも前列二席が空席だった）観やすかった。
とても素晴らしかった！時はエリザベス王朝時代。劇中劇の「ヴェローナの二紳士」（蜷川さん演出の公演を思い出します。あの犬はクラブ！！）から始まりました。ロンドンのグローブ座っぽい美術、“あの”バルコニー、登場人物や劇中劇だけでなくいたるところにシェイクスピアが散りばめられていて、泣きそうになるくらい楽しくて終始ワクワク。秋にもう一回観たい！
俳優さんたち皆さん素晴らしくセリフがすっと入ってくるし、場面転換も楽しかった〜！
四季以外にも出ている方もいらっしゃるなかな？私は知らないぶん他の役を思い浮かべることもなく新鮮！ヴァイオラの山本さんの声が文学座の栗田さんみたいで私好みの声でした。そのヴァイオラはじめウィルとキット（クリストファー・マーロウ）の声をもう一回聞きたい。他の方の声も皆さんいい声！
両方観ている人にはわかると思うけれど、「カメラを止めるな！」と同じセリフが出てきたわ（シェイクスピアにはよくある言い回し😃）
トマス・ケントが女性であることを暴いた少年が、『クレシダ』のスティーブンみたいな感じの男の子（スティーブンと設定は違う）がジョン・ウェブスターで、「暗く陰惨で残忍な作品で知られる劇作家」というのが彼の言動からわかるわー。シェイクスピアより15歳くらい年下。
『薔薇と白鳥』はクリストファー・マーロウとウィリアム・シェイクスピアの友情や葛藤を描いているらしいので、それもいつか観たい。
亡くなった代表の浅利慶太さんのお写真が。
