ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

『サメと泳ぐ』★★★★★ 

 空が高い。気づいたら秋。
 
世田谷パブリックシアターへ。
 席はG列(とても観やすい)
『サメと泳ぐ』観劇。世田谷で三階立ち見までギッシリな光景を見たのは初めてかも。「おっさんずラブ」現象のひとつかな。明らかに若いお嬢さんが多かったし、双眼鏡率高かった。

権力争い、ビジネスの駆け引き、パワハラ、欲望と野望、夢、ハリウッドの話だけれど、日曜劇場的にも観れた。冒頭シーン以外暗転なしの演出は石原敬さんのあの美術だからこそで、松本大介さんの照明も効いてた!
でも・・あの冒頭シーンがあると先が読めてしまう。1年の回想だって。でも、ラストのある意味どんでん返しはわからないからいいのか。
 
公式サイト https://www.ktv.jp/event/sharks/index.html
上演台本:マイケル・レスリー 原作:ジョージ・ホアン 演出:千葉哲也 翻訳:徐 賀世子
映画:「SWIMMING WITH SHARKS」(94年/邦題「ザ・プロデューサー」)
出演:田中哲司 田中圭 野波麻帆 千葉哲也 石田佳央 伊藤公一 小山あずさ
美術:石原敬 照明:松本大介 音響:藤平美保子 衣裳:郄木阿友子 ヘアメイク:高村マドカ 演出助手:長町多寿子 舞台監督:齋藤英明

ストーリー「ハリウッドの大手映画製作会社キーストーンピクチャーズの大物プロデューサー・バディ・アッカーマン(田中哲司)は、数々の作品をヒットさせ、業界中にその名を広く知られていた。人間としての評判は最悪だが、彼の元で働いたアシスタントは皆ハリウッドで成功すると言われている。脚本家志望のガイ(田中圭)は、そのポジションを手にして意気揚々。バディからの挨拶代わりの痛烈な侮辱の言葉と共に、ガイの屈辱に耐えながら無理難題に対応する日々が始まった。そんな中、新作の企画を売り込みに来たフリーの映画プロデューサー・ドーン(野波麻帆)にガイは心を奪われ、やがて恋人関係になる。制作部門のトップへの昇進に命をかけるバディは、キーストーン会長のサイラス(千葉哲也)にアピールするため、ドーンの企画を利用しようと一計を案じ、ガイにある提案をもちかける。信頼と懐疑心、名誉と屈辱、希望と失意、それぞれの思惑が入り乱れる中、ある出来事をきっかけに、バディとガイの歯車が狂い始める――――」