ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

文学座9月アトリエの会『かのような私-或いは斎藤平の一生-』★★★★★ 


文学座アトリエへ。よくしゅうさんと遭遇したなぁって思っていたら、わたなべさんがいらっしゃった😃
開演前に降り出したゲリラ豪雨の音が劇場の中にも聞こえてきて大丈夫かな?と思っていたら、最初の場面の時だけで、大丈夫でした。

亀田佳明さんが観たくて文学座9月アトリエの会『かのような私-或いは斎藤平の一生-』観劇。
過激な役多めの亀田さんだし脚本がチョコレートケーキの古川健さん作なので「団塊の世代の主人公が激動の生涯を送ったファミリーヒストリー」なのかと思ったら全然!昭和23年生まれの主人公が戦後の日本の変動の中で、夢や熱い思いを持ちながらも普通に普通の人生(幸せな)をおくった人だった。それがなんとなく身近で、ホッとしたわけです。舞台はずっと斎藤家のリビング(と言っても、昭和23年にリビングなんて洒落た言い方はなかった)で、20年ごとの流れはセリフや音楽・音声・映像で違和感なく見せてもらった。
赤いセーターの亀田さん(60歳)がナイスミドルで素敵だったな。20歳の平(亀田さん)が同級生の前で母親のことを「お母さん」ってうっかり呼んでしまうところとか、好き。
日和らずに生きた一人の男の20〜80歳まで演じた亀田佳明さん、とても良かった。すごく良かった。2回言います。60歳、80歳の斎藤平さん、とってもいい歳の取り方をしていました。(ご本人、1978/10/31生まれなので来月40ですね)
(「日和る」という言葉は60〜70年代の学生運動でよく使われた言葉なんですね。)

父のことを思いながらの帰り道。『かのような私(わたくし)-或いは斎藤平の一生-』とてもよかったです!
 http://www.bungakuza.com/kanoyouna/index.html
あらすじ「1948年(昭和23年)12月23日。皇太子(今上天皇)の誕生日であるこの日、東条英機をはじめとしたA級戦犯が処刑された同じ日に、東京の教育者一家・斎藤家に待望の第一子が誕生する。平和な時代に生きて欲しいという思いを込めて平(たいら)と名付けられた。高度経済成長、学生運動、バブル、不況、震災・・・昭和、平成、そして未来を懸命に生きた男の一代記。 」
 
出演者/関輝雄、大滝寛、川辺邦弘、亀田佳明、萩原亮介、池田倫太朗、江頭一馬、河合耀祐、塩田朋子、梅村綾子、大野香織、田村真央
美術/乘峯雅寛 照明/阪口美和 音響/原島正治 衣裳/宮本宣子 映像/松澤延拓
 亀田さんからサイン、いただきました〜。亀ちゃん入り。 
高橋正徳×亀田佳明 インタビュー http://kangekiyoho.blog.jp/archives/52060660.html
 高橋「12月23日は皇太子(今上天皇)の誕生日ですが、1948年12月23日は東条英機をはじめA級戦犯が処刑された日でもあるのです。また1948年生まれの斎藤平が20歳になる1968年、さらに40歳になる1988年、60歳になる2008年と、日本は大きく様変わりしていきます。そこから日本の戦後史が浮かび上がるというのが、今回の企画意図です。」
 
「僕は、演劇界で誰が一番好きな俳優かと問われたら、亀田佳明と答えます!笑 いいですよね。」と井上裕朗さん。https://twitter.com/hirooinoue/status/1042074937882599424