ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

映画『判決、ふたつの希望/L'insulte』★★★★★ 

 角川シネマにて。
田島亮くんにおススメされた映画です。
フランス語のL'insulteは「侮辱」という意味。すごくストレートなタイトル。 
ジ・インサルト(英題)http://longride.jp/insult/ 
 
パレスチナ人なんか、シャロンに抹殺されていれば!」(シャロンは2001〜2006のイスラエル首相)
諍いの元となったこの言葉を二人は最初の法廷で言わなかったのに・・。トニーはダムールの事も言わなかったのに・・。
側から見たら些細なことでも譲れないものがある。民族とか宗教とか歴史とか。小さなトラブルが裁判に発展して、二人の過去が露わにされ、アラブ諸国の問題が絡んでどんどん大きくなり大統領まで出てきた!謝ってほしかっただけなのに。二転三転するストーリーに脱帽。
 
story「レバノンの首都ベイルート。その一角で住宅の補修作業を行っていたパレスチナ人の現場監督ヤーセル(カメル・エル・バシャ)と、キリスト教徒のレバノン人男性トニー(アデル・カラム)が、アパートのバルコニーからの水漏れをめぐって諍いを起こす。このときヤーセルがふと漏らした悪態はトニーの猛烈な怒りを買い、ヤーセルもまたトニーのタブーに触れる “ある一言”に尊厳を深く傷つけられ、ふたりの対立は法廷へ持ち込まれる。
やがて両者の弁護士が激烈な論戦を繰り広げるなか、この裁判に飛びついたメディアが両陣営の衝突を大々的に報じたことから裁判は巨大な政治問題を引き起こす。かくして、水漏れをめぐる“ささいな口論”から始まった小さな事件は、レバノン全土を震撼させる騒乱へと発展していくのだった……。」
監督:ジアド・ドゥエイリ 脚本:ジアド・ドゥエイリ、ジョエル・トゥーマ
撮影:トマソ・フィオリッリ 編集:ドミニク・マルコンブ 音楽:エリック・ヌブー
アデル・カラム(トニー・ハンナ)
カメル・エル・バシャ(ヤーセル・サラーメ)
リタ・ハーエク(シリーン・ハンナ)妊娠している
クリスティーン・シュウェイリー(マナール・サラーメ)
カミール・サラーメ(ワジュディー・ワハビー)トニーを弁護
ディアマンド・アブ・アブード(ナディーン・ワハビー)ヤーセルを弁護でワジュディーの娘だった!