友達と表参道でわかれて赤坂見附、赤坂RED/THEATERへ。
『LULU』プレビュー公演観劇。L列センターブロック(後ろから2列目)
サーカスをイメージしたような曲。松田眞樹さんの生演奏が良かった。でも、2つの作品を1つにしたのかな?上演時間長めだけどわかりにくかったなぁ。登場人物もわかりにくかったなぁ。
ラストもあまり・・好きじゃないな。二幕、男たちに商品として扱われるルル。悲しい最後でした。
照明はこちらも松本大介さん。
どうりで ↓
小山さん「この作品は普通に上演したら5、6時間かかるんです。歴史大作を腹を据えて見ようというのとは違って、まず『LULU』を2019年の今、延々と見るのは時代に合わないんじゃないかと。繰り返しも多いんです。ただ戯曲はカットはしていますけど書き換えはしておらず、ルルの魅力、ルルと周囲の人間関係がわかるシーンは残しつつ、物語が伝わるようにつくりました。そうすることで、周囲の人間との関係性で現代とリンクさせられるんじゃないかと。ルルはある意味で社会の犠牲者で、それに対して「どうですか?」という問いかけになればと思っています。」
あらすじ 町で拾った少女ルルを連れ帰り育てたシェーンは、彼女に惹かれながらも官僚の令嬢と婚約し、ルルは老ゴル博士に嫁がせる。カメラマンのシュヴァルツのスタジオ。若き妻、ルルを撮影させるゴル。シュヴァルツ、シェーンの息子で劇作家のアルヴァ、画家のゲシュヴィッツはルルに出会い、魅了されていく。
ルルはシュヴァルツと愛し合うようになるが、その現場を目撃したゴルは怒りでショック死する。ルルはシュヴァルツと結婚。しかし、真面目すぎるシュヴァルツに飽き始めるルル。そこへ、ルルの父親を名乗るシゴルヒがやってきて金をせびり、シェーンはルルの過去の秘密を暴露。絶望したシュヴァルツは自殺する。シェーンは、息子のアルヴァに舞台を書かせ、ルルを踊り子として出演させ成功する。そして、ルルは権力者であるシェーンの妻の座を手に入れる。
だが、奔放な関係を続けるルルに逆上したシェーンはピストルを突きつけ、逆にルルに殺されてしまう。ルルを求めるゲシュヴィッツは、シェーン殺害の罪で収監されたルルのため、自らルルと入れ代わり救い出す。逃亡の果てに娼婦となったルルは4人の客をとる。その4人目の客が切り裂きジャックだった…。
原案・原作:フランク・ヴェデキント 劇作・脚本・演出:小山ゆうな
音楽:松田眞樹 美術:乘峯雅寛 照明:松本大介 音響:尾崎弘征
映像:神之門隆広 衣裳:早川和美 舞台監督:齋藤英明 制作:筒井未来
出演:霧矢大夢:ルル 広瀬彰勇:シェーン(編集長)/ジャック 多田直人:シュヴァルツ(カメラマン)/ロドリーゴ(軽業師)/ヒルティ(大学講師) 山本匠馬:アルヴァ(シェーンの息子、劇作家) 紫城るい:マルタ・ゲシュヴィッツ(伯爵令嬢) 霜山多加志:ゴル(医科部長)/フニダイ 中村彰男:シゴルヒ/猛獣使い/カスティ=ビアーニ(公爵)/クンク=ポンティ(某国の皇太子)
パンフレット1800円もしたので買わず。