彩の国シェイクスピア講座Vol.3『ヘンリー八世』徹底勉強会
の1回目「もうひとつの題名『すべて真実』の意味」講師:河合祥一郎(河合先生が台詞を読むとうっとり聴いてしまう)に行って来ました。おもしろかったーー。ヘンリー八世は女の敵という印象。鋼太郎さんはご自分で良い役を…🤭
ヘンリー八世は息子がほしいというだけで6人の妃を持ったわけですが、いちいち理不尽な理由をつけてお妃たちを処刑していきました。『ヘンリー八世』に出てくるのは2番目の妻までですが、亡くなるまで伴侶でいた6番目のお妃キャサリン・パーが那須佐代子さんに似ていると河合先生。確かに似てます。
ヘンリー八世は1番目の妃キャサリンと離婚したいためカトリックと決別したわけで、その娘メアリーが後にメアリー1世となったときイングランドをカトリックに戻し、プロテスタントを迫害し300人を処刑。カクテルBloody Maryの名前はここからきているらしい。
メアリーに処刑された中に金子大地くん演じるトマス・クランマーもいた。ここは『ヘンリー八世』には出てこないけれど。
エリザベス朝当時はお芝居を観に行くように処刑の見物も見世物のひとつだったらしい😱
エリザベス朝の伝記作家は事実より人々の心に何を残すかを重要視して書いていた。
河合先生も関わっている映画 #シェイクスピアの庭 のお話もたくさん。1913年にグローブ座が燃えた原因は、当時めずらしくエキストラをたくさん使ったお芝居で打ったお祝いの礼砲にたまたま入っていた紙切れが藁の屋根に飛んだからだったらしい。そのときかかっていたお芝居が『All Is True』だったとか。
『シェイクスピアの庭』という邦題をつけたのは配給会社の方とのこと。
『All Is True』を誰がつけたのかは不明だけど、グローブ座の火事があったときにかかっていた芝居なのは間違いないと思う。って河合先生。
メモ_φ(・_・とったので追記したいと思っています。できれば…
終わってから映像室で【ザ・ファクトリー4】 さいたまネクスト・シアター『ヴォルフガング・ボルヒェルトの作品からの九章―詩・評論・小説・戯曲より―』を観てきました!記録用なので映像悪いので見辛かったけれど…