急遽決めて赤坂RED/THEATERにてワンツーワークスの『グロリア』観劇。
ジョン・カサヴェテスの『グロリア』の舞台化だと勝手に思っていたわけで、なのでジーナ・ローランズみたいな主人公が出てくるのかと思ったらまるで違った。すごい脚本!すごく面白かった!
タイトルロールなのに登場場面の少ないグロリア、地味で働き者でその出版社に長く勤めている(決してお局ではない)グロリア抜きで語られ巨大化していくグロリア。
アニ、ケンドラなどを演じた女優さんたちが海外テレビドラマの吹き替えのような発声で小気味よい。
まさかの三幕もので美術セットも素晴らしく転換(とくに一幕終わり。一幕最後の発砲事件の現場検証の様子でセットチェンジ)も粋な演出でした。
ローリン生きててくれた…でもトラウマ…
それにしても女性は生命力あるわね…
[作]ブランデン・ジェイコブズ-ジェンキンス(Branden Jacobs-Jenkins)
[翻訳]小田島恒志・小田島則子
[演出]古城十忍