昼間は文学座アトリエの会『歳月/動員挿話』観劇。岸田國士作品二本立て。
西本由香演出「歳月」は大正〜昭和の三幕もので、ある一家の居間での会話劇。テンポよく会話も登場人物全員がとても魅力的。すごくおもしろい。
磯田美絵ちゃん存在感ありピアノも上手いからそういうオファ多くなりそう。
名前だけ登場する斎木一正!
年上の八洲子と別れたかどうかわからないで終わる一幕(いい味出してる八洲子の友人の礼子は浜野家の次男と結婚)、7年後、10年後に名刺を持って浜野家を訪れる一正の顔がたまらなく見たい!
一家の父・計蔵役の中村彰男さんはやっぱりすごくチャーミング。
「動員挿話」所奏さんの演出がキレッキレで楽しい。斉藤祐一さんと鈴木亜希子さんの夫婦もキレッキレで超楽しかった。冒頭の演出びっくりしました。でも最初コミカルな感じだっただけに井戸でヒヤリと…
この戯曲は演出によって全く違うイメージになるのでしょうね(どんな戯曲でもそうだけど)
アフターイベントのリーディング公演「紙風船」は石橋徹郎さんと山本郁子さん主演、鵜山仁さん演出。(全然リーディングじゃない😃)カメラを構える真似のシーンで夫婦の台詞が「来てごらん」まで逆になる演出(戯曲と違う)好きでした。
長塚圭史さんゲストのアフタートークもすごくおもしろかった。石橋徹郎さんが喋りだすと止まらなくて可愛い。鵜山さんが石橋さんを司会にするんじゃなかったとまでおっしゃって(笑)
次の予定があるので途中までしか聞けなかったけれど。