「2017年に放送されたオーディオドラマ『また、桜の国で』が再放送されます。」と藤井香織さん。
亀ちゃん!ピサロ組も!
井上芳雄 中川晃教 坂本真綾 鈴木壮麻 亀田佳明 栗原英雄 菅生隆之 豊田茂 水野ゆふ 秋山エリサ 長谷川敦央 谷田歩 山本道子 粟野史浩 梶原航 林次樹 山本与志恵 佐古真弓 石橋徹郎 今泉舞 藤村真優 杉村透海 山崎智史 青木柚 山田瑛瑠 小嶋一星
【原作】須賀しのぶ
【脚色】藤井香織
【音楽】山下康介
【スタッフ】演出:藤井靖 技術:林晃広 山田顕隆 音響効果:石川恭男
【あらすじ】
日本とポーランドとの絆を心の原点にもつ若き外交官、棚倉慎(井上芳雄)は、1938年秋、ワルシャワの日本大使館に赴任。ナチスドイツ台頭による戦争の危機が忍び寄る中、大使館の職員マジェナ(坂本真綾)、ユダヤ系青年ヤン(亀田佳明)、アメリカ人記者レイ(中川晃教)らと出会いの中で、国際関係の改善に奔走する。しかし翌年9月1日、ドイツのポーランド侵攻で第二次世界大戦が勃発。人々の運命は、巨大な歴史の渦に呑まれてゆく。国や民族という「大きなもの」に、たやすく自己を同一化できない若者たちが、世界戦争の中で自らを問い、やがて「個と個」としての関係を結んでいく姿を描いた長編小説のオーディオドラマ化。
5月6日(水)14:05~ って。
「タージマハルの衛兵」の放送もありますね!!
赤ちゃん生まれたかなぁーーー。
「舞台であるポーランドは、ナチスドイツとソ連に挟まれた地政学的な条件もあり、第二次大戦中、大きな悲劇に見舞われました。棚倉慎がワルシャワへ赴任する列車の中で出会い、最初の友となったヤンは、どの国家にもアイデンティティをあずけることができない生い立ちです。「その時の国境線だけで決めた国籍なんて意味ありませんよ。」と嘯く、ちょっと皮肉な口調。その奥底に哀しみと真摯さが覗くヤン・フリードマンを演じていただいたのは、亀田佳明さんです。」
【亀田ちゃんのコメント】
第二次世界大戦という史実をもとにしたフィクションでありながら、そこに描かれている登場人物たちは、非常に生々しく、実際にこのような人間たちが存在したであろうと強く想像できます。私たちは生まれる時代と国を選ぶことは出来ません。この登場人物たちが、この時代この国に生まれ出会わなければ、当然、この数奇な運命を辿ることはありません。
ミレニアムを跨いだ現代を生きる私が、この壮絶な時代と国と人間にどう向き合うか、表現者として、また人間として重い課題を突きつけられる思いです。
この企画に関われたことに心より感謝いたします。