新国立劇場小劇場にて『たむらさん』観劇。
iPhone充電、私も充電してから書きます。
一席置きに空けない劇場って、もしかしたら7ヶ月ぶり?演劇が再開されてからはじめて隣に人がいて息苦しさを感じてやけに緊張してしまった。
『たむらさん』やっぱり加藤拓也さんの脚本ってこうだったよ〜と思い出させる、ズシンと、そしてそのセリフに緊張を強いられれ舞台でした。
先に出てきた女(豊田エリーちゃん)が客席に背を向けキッチンに立って、どうやら食事を作りはじめたらしい。
「たむらです」
ふらりと出てきた男(橋本淳っちゃん)が「皆さんに相談があるんです」と話はじめた。
50分中40分くらい橋本あっちゃん演じる男の、客席に向かっての一人芝居なんだけど(静かに静かに圧巻でした)でも後ろで料理している女のしっかりとそこにいる存在感。包丁の音がセリフとリンクしていたり。
想像もつかない展開に呆然としながら夢中で彼の言葉に耳を傾けてしまう。
床を使って絵を描いたり、たくさんの椅子を人に見立てた演出も面白かった。昼間見ていたテレビで坂口健太郎くんが椅子が好きで家にたくさんあると言っていたのを思い出したりも(これは余計ですね)。
続きはあとで。