ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

Sky presents『てにあまる』★★★★

観劇納め。今日も蜷川さん繋がり(「身毒丸と呼ばれた少年」で知り合った😊)で21年来の友人たちと。東京芸術劇場プレイハウス I列。

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好きかどうかは別にして、興味深い内容でした。現実と非現実が交錯してどんどん心が壊れていく男。そういう設定は好きなはずなんだけど、これは手に余る作品でした。私には。

プレイハウスは広すぎるかも… 

アプリ開発で成功した男(竜也くん)が、兄を折檻死させた20年会わなかった父親と対峙し、その過去が明らかになり壊れてゆく(お水やお酒をがぶがぶ飲み続けるのは自律神経のバランスが崩れていくドライマウスなのでしょう)最後はアプリと対峙することになる。竜也くんはいつもの竜也くんだった。でもそれが役にハマっていた。

 

私は『レインマン』(2018年上演 松井周演出)の方が好きかなぁ。

お隣の学生さんは絶賛していました。

私がピンと来なかったのは何故だろう?父親と息子の繋がりを感じなかったからかもしれない。ふたりの心が交わるのが見えたら好きだったかも… 

 

キャスト:藤原竜也 高杉真宙 佐久間由衣 柄本明

脚本:松井周 演出:柄本明

美術:土岐研一 照明:日高勝彦 音楽:朝比奈尚行 音響:藤田赤目 衣装:宮本まさ江 ヘアメイク:大和田一美
演出助手:吉橋航也 音楽助手:鈴木光介 舞台監督:幸光順平

 

ストーリー「一人で暮らす老人(柄本明)の家に、男(藤原竜也)がやってくる。老人は戸惑うが、その男は老人を家に連れて帰り、二人の奇妙な同居生活が始まる。男はベンチャー企業の経営者であり、部下(高杉真宙)が彼を支えている。部下は男の家を訪れ、見知らぬ老人がいるのに驚く。男は「家政夫だ」と老人を紹介する。部下は男に対して盲目的な憧れと畏れがあり、素直に信用する。
ある日部下は、男の別居中の妻(佐久間由衣)を連れてくる。妻は男と離婚をしたがっており、その話し合いのためだ。家政夫の老人に対して怪訝な目を向ける妻に、老人は不敵な笑みを浮かべる。妻と部下の関係を疑い、壊れていく男。その様子に心が離れていく妻と部下。
男と妻子の間には何があったのか。そして老人しか知らない、男の過去の真実とは何か。
これは家族をやり直そうとする物語。あるいは、家族を終わらせようとする物語。」

 

佐久間由衣、初舞台挑戦に藤原竜也から“金言”「いっぱい食べて、いっぱい寝ろ」 [ENCOUNT] https://encount.press/archives/124376/

「プロデューサーさんに『なんで藤原さんはかっこいいんですかね?』と聞いたら、『ここ(けいこ場)がホームだからだと思いますよ』って」

てにあまる、竜っちゃんかっこよかったよ。

 

「『とりあえずお父さん』というお芝居で、そん時の印象、藤原竜也藤原竜也藤原竜也だという事に藤原竜也されました。何云ってんだかわかりませんが…、まぁそんな感じでステキでした。」と情報公開されたときの柄本明さん。この『てにあまる』も藤原竜也でした。

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美味しそうな食パンありがとう〜。


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初日を観た友だちが「柄本さんと田島亮くんとだったら(私は)ハマるかも」と言っていたのがビンゴでした。亮ちゃんと柄本明さん相性良さそう。