小川絵梨子が井上ひさし作品を初演出。笑いをあちこちに散りばめながら、人間を魅了してやまない「舞台」の世界を描きます。
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ということでプレビュー2日目観劇。本番は6月10日です。
予定上演時間:2時間40分(1幕:70分 休憩:20分 2幕:70分)
B1列が最前列でした。作・井上ひさしだったんだ… と思ったくらい予備知識なしでプレビュー観劇。プレビューだけど、最高に楽しい。高橋惠子、那須佐代子、鈴木杏、趣里の4人が演じる個性的な昭和の大スタァ女優を観られる贅沢な時を過ごしました。
最後、佐藤誓さんのとあるセリフで泣いた私の涙をどうしてくれる?な、そのあれ… 映画『スティング』ばりのラストかと思ったあとにくるどんでん返し。
ネタバレしたくないから色々書けないけれど、なんかもうありがとうって感じ。
しいて言うなら鈴木杏ちゃんのパンツにポケットがない方がいいくらいかな。
【作】井上ひさし【演出】小川絵梨子
【美術】池宮城直美【照明】榊 美香【音響】加藤 温【衣裳】前田文子【ヘアメイク】高村マドカ【ステージマネージャー】渡邊千穂【テクニカルディレクター】小西弘人
STORY「昭和10年、築地東京劇場。舞台上で準備をしている松竹キネマ蒲田撮影所の助監督・島田健二郎の前に、娘役で人気沸騰の準幹部女優・田中小春、続いてヴァンプ役で人気の幹部女優・滝沢菊江、お母さん物で有名な大幹部待遇の徳川駒子、最後に大幹部女優のトップスター立花かず子が登場する。いずれも蒲田撮影所所属の、日本映画界を代表する大スター。超大作の松竹蒲田特作豪華版・映画『諏訪峠』の打合せに呼ばれてきた四人は、自らを誇示し、鞘当てし合いながら、上演中に突然死した女優の松井チエ子のことを思い出す。そこへ、松井の夫でもある映画監督小倉虎吉郎が、『諏訪峠』の代わりに、松井の一周忌記念興行として『豚草物語』の再演を持ち出した。松井殺しの犯人探しが目的の監督は、万年下積み役者の尾上竹之助を刑事役として雇い、稽古中の4人を見張らせる。果たして、この4人の中に犯人はいるのか......。」
- 公演期間:2021年 6月10日[木]~6月27日[日]
- ※6月10日(木)19:00、11日(金)19:00、18日(金)19:00公演につきまして、開演時間を18:00に変更いたします。