ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

【おかえり、亮ちゃん(^O^)】田島亮くんと浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き!! 成河くん、亀田佳明さま、イキウメと浜田信也くん、宮沢氷魚ちゃん、大好きです。 演出家・藤田俊太郎くんを応援しています。小林賢太郎さん・片桐仁さんが大好き。ラーメンズは永遠に好き。BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、B'z、EddieRedmayne、大橋トリオ、kitori、宮本浩次さん。みんな大好き。なにより空が好き。 都々逸やっています。

映画『ファーザー/THE FATHER』★★★★★

シャンテシネにて映画『ファーザー/THE FATHER』

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『Le Pere 父』を映画化した作品。作者のフロリアン・ゼレールは「家族三部作」として『La Mere 母』『Le Pere 父』『Le Fils 息子』を手がけ、その母と父は日本で舞台化されている。それらは観ていないのだけれど、秋に岡本健一・圭人父子の日本初演の舞台『Le Fils 息子』があるので観ておきたかった映画。『ファーザー』は彼の映画監督デビュー作でもあるらしい。『〜息子』も映画されるそうです!

昨日100分de名著でボーヴォワールの「老い」を見て、からの今日の映画『ファーザー』は結構キツい。もしかしたら自分もいつか、と思うとすごく怖かった。

カメラはアンソニー(←原作の主人公の名前をアンドレからアンソニーに、生年月日もホプキンスと同じ設定)の目となり、娘のアンの目となり、第三者の目となる。それが全部私の目となるのだから、本当に怖かった。アンソニーが自分のソネットだと言いはるアパートでさえ部屋の様子を変えていくのだから、私も現実と幻想の間で混乱。←嫌いじゃない。

アンソニーが聴いている曲として流れてくるビゼーの「耳に残るのは君の歌声」が哀しくもあり優しい。

エンジニアであったアンソニーが「タップダンサーだった」とか「サーカスにいた」と記憶を塗り替えたのは、なりたかったとか憧れた職業なのかな?木から葉という葉が落ちていくようだというようなことを言うアンソニーオー・ヘンリーの「最後の一葉/The Last Leaf」を思う。

 

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認知症の親の介護をしていた友人たちの話(子どもである友人のことがわからなくなるとか、お金を盗んだと言われたとか、徘徊して警察から何度も連絡があったとか)を思いだしたりも。

食道癌で亡くなった父は60代だったので認知症ではなかったけれど、痛み止めの副作用で新聞を読んでもテレビを見ても内容が頭に残らないと言っていてかわいそうだった。大好きな野球だけはわかると言って母も一緒に見ていたなぁ(おかげで母は野球に詳しくなっていた)。最後の数ヶ月は母が出かけようとすると「いつ帰ってくるの?」と聞いて、だんだん子どもみたいになってきたと母が言っていたのを思い出した。そういうタイプの父ではなかったので。アンソニーみたいに怒りっぽくならず、ずっと優しかったけれどね。
アンソニー ホプキンスのアカデミー賞に納得。脚本と映像も素晴らしかった。

「ロンドンで独り暮らしを送る81歳のアンソニーは記憶が薄れ始めていたが、娘のアンが手配する介護人を拒否していた。そんな中、アン(オリヴィア・ウィリアムズ0から新しい恋人とパリで暮らすと告げられショックを受ける。だが、それが事実なら、アンソニーの自宅に突然現れ、アンと結婚して10年以上になると語る、この見知らぬ男は誰だ?なぜ彼はここが自分とアンの家だと主張するのか?ひょっとして財産を奪う気か?そして、アンソニーのもう一人の娘、最愛のルーシーはどこに消えたのか?現実と幻想の境界が崩れていく中、最後にアンソニーがたどり着いた〈真実〉とは――?」

出演:アンソニー・ホプキンスオリヴィア・コールマン、マーク・ゲイティス、イモージェン・プーツルーファス・シーウェルオリヴィア・ウィリアムズ

監督:フロリアン・ゼレール
音楽:ルドヴィコ・エイナウディ
制作国:イギリス、フランス
プロデューサー:アレッサンドロ・マウチェリ、エロイーズ・スパドーネ、オリー・マッデン、ダニエル・バトセク、ティム・ハスラム、ヒューゴ・グランバー、ポール・グラインディ、ローレン・ダーク
脚本:クリストファー・ハンプトン、フロリアン・ゼレール

ロリアン・ゼレール 1979年6月28日生まれ。フランス出身。小説家、劇作家。これまでに小説5作と戯曲「The Father(英題)」、「The Mother(英題)」、「The Truth(英題)」、「The Lie(英題)」、「The Height of the Storm(英題)」などを手掛けている。彼の作品の中でも本作の戯曲「The Father」はフランス演劇界の最高賞であるモリエール賞において作品、男優、女優賞を受賞。オリヴィエ賞とトニー賞でも作品賞にノミネートを果たし、ガーディアン紙からは「過去10年の間で最も優れた劇作品」と称された。日本で2019年に上演され、橋爪功若村麻由美が主演を務めた。本作が映画初監督作となる。

『ファーザー』美術:ピーター・フランシスの インタビュー映像

www.youtube.com

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何年かぶりにリンガーハット(横浜に住んでいたとき川崎店に入った!)で長崎ちゃんぽん。コロナ禍で外食が減ったからか、すごく塩っぱかった。


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