知らなかった… ムーミンの原作者トーベ・ヤンソンの半生。ムーミンの作風からイメージしていたトーベ・ヤンソンと全然違って、とても自由な芸術家だった(本業の油絵はなかなか認められなかったけれど)。生きることに勇敢で恋愛も真っ直ぐで自分に嘘をつかない。まさに「孤独と自由と向き合うトーベ」は眩しかった。
今夜は眠いので、あとで続きを書きます。
同性愛が犯罪とみなされていたフィンランド(*1971年に合法化)という背景に、羨ましいくらい前向きで自由だったトーベ。
『TOVE』は、当時を再現した衣裳や美術(とくにトーベのアトリエ。爆撃で廃墟化していたアパートを自らDIY(Do It Yourself)して!)も好きでした〜。
トーベの年齢がよくわからなかったけれど、可愛い😍から購入したパンフレットに年表が載っていて助かる!第一次世界大戦が勃発した年に生まれ、冬戦争〜継続戦争が終わった30歳のとき映画の舞台となっているアトリエに転居している。その一年前にスノーク登場、既婚のアトス氏と出会っている。そのアトス氏がスナフキンのモデルだとか!
パンフレットにあったトラスランとビフスランの名前の意味に感動🥺ムーミンの漫画はヴィヴィカが演出したミュージカルの後だけど、ムーミン小説はその前に二作出版されていたのね。
==STORY== 第二次世界大戦下のフィンランド・ヘルシンキ。激しい戦火の中、画家トーベ・ヤンソンは自分を慰めるように、不思議な「ムーミントロール」の物語を描き始める。やがて戦争が終わると、彼女は爆撃でほとんど廃墟と化したアトリエを借り、本業である絵画制作に打ち込んでいくのだが、著名な彫刻家でもある厳格な父との軋轢、保守的な美術界との葛藤の中で満たされない日々を送っていた。それでも、若き芸術家たちとの目まぐるしいパーティーや恋愛、様々な経験を経て、自由を渇望するトーベの強い思いはムーミンの物語とともに大きく膨らんでゆく。そんな中、彼女は舞台演出家のヴィヴィカ・バンドラーと出会い激しい恋に落ちる。それはムーミンの物語、そしてトーベ自身の運命の歯車が大きく動き始めた瞬間だった。
==CAST== アルマ・ポウスティAlma Poysti(トーベ・ヤンソン)、クリスタ・コソネン(ヴィヴィカ・バンドラー)、シャンティ・ロニー(アトス・ヴィルタネン)、ヨアンナ・ハールッティ(トゥーリッキ・ピエティラ)、ロバート・エンケル(ヴィクトル・ヤンソン)
==STAFF== 監督:ザイダ・バリルートZaida Bergroth 脚本:エーヴァ・プトロ 音楽:マッティ・バイ 編集:サム・ヘイッキラ
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(←10日です。)
劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション 今冬公開。
『ほんとうに大切なものがあれば、ほかのものすべてを無視していい。そうすればうまくいく。自分の世界に入りこみ、目をとじて、おおげさな言葉を休まずつぶやきつづける。そのうち確信がもてるようになる。』(『彫刻家の娘』トーベ・ヤンソン)
『生誕100周年 トーベ・ヤンソン展』★★★★★
友人から「昭和ムーミンは映像や歌が有名だけどなんでTVで見かけないのかなーと思って調べたら、トーベからアウト認定されちゃったみたい」って。名作アニメに隠された謎