綾野剛“羽生”、先輩藤田との緊迫するやり取りに「息するの忘れた」の声続出、田島亮“遠山”には「最後の望み」といった投稿も…「アバランチ」9話
これまで接点がなかったアバランチと遠山だが、ここに来てついに西城が遠山と共闘する流れに。「遠山…。最初はただの感じ悪い若手風だったけど、確かに有能なんだな…。」「遠山さんはキーマンになるのは予想したけど、まさか焚き付けるのが西城くんだったとは!」「遠山さんが最後の望みかな・・・」「記者の遠山さんと西城くんがどうにかしてくれるのでしょうか、どうにかしてーーー」など、西城と遠山の今後の活躍に期待する声も続々と上がっている。
『アバランチ』綾野剛にしかできない非凡なる表現の境地に鳥肌 | ドワンゴジェイピーnews
最後の戦いに向けて、ブーツの紐をきゅっと結び直す。『アバランチ』第9話は、そんな回だった。
「僕は、アバランチのメンバーです」
そう記者の遠山(田島亮)に名乗る。自分が何者であるかを、自分で定義する。それは、迷い続けた西城が、自分を見つけた瞬間でもあった。世の中には右とか左とか、いろいろあって、ノンポリでいられたらどんなに楽だろうと思う。でも、自分は何を信じるか。どの旗を掲げるか。決めなければ、開けない扉もある。あの宣言は、玉虫色でいたい大衆に、あなたはどの正義を信じるかを問う“通告”のようでもあった。
遠山と手を組み、極東リサーチの正体を探る西城の顔は鬼気迫るものがあり、もう坊ちゃん刑事のそれではなかった。28歳というタイミングで西城役にめぐり会えたことは、俳優・福士蒼汰にとって僥倖(ぎょうこう)であり、それを運で終わらせず、さらなる評価へとつなげる芝居を、ここまで福士蒼汰はしっかり見せていると思う。