上野ストアハウスにて、亀ちゃん出演ワールド・シアター・ラボ2022『I Call My Brothers』リーディング公演観劇。2回しかない公演の最終回。整理番号17、3列目の席へ。
「何かが起こった。車が爆発した。私たちは犯罪者と犠牲者、愛と化学、妄想と現実の境界が曖昧になる。」
すごくおもしろかった。↑とても緻密な戯曲。亀ちゃん演じる主人公のアムールは何かしたのか?化学好きな彼の過去から現在、友人、親戚、、サスペンス要素もあり文字通り境界が曖昧になっていくファンタジー的な要素もギュッと詰まっている、この素晴らしい戯曲(ケミーリさん鬼才)のリーディングを観ることができて良かった、ほんとうに良かった。
今、↓林さんのこのTweetに激しく頷いています。亀ちゃんだったから!小川絵梨子さんの演出・亀ちゃんチーム(亀田佳明、浅野令子、近藤隼、万里紗、杉宮匡紀)だったからケミーリさんの戯曲を体現できたんだと思う!ありがとうございました😭
「亀田さん、今回のラボでは『I Call My Brothers』(後藤絢子翻訳、小川絵梨子演出)の主人公役を演じるけれど、相変わらず演技は冴え渡り神業に近い。それは他の出演者が抜群に良いからだ。受け手のいないところに攻めは無い。絶妙の呼吸、キャッチボール。短期間でこの域、本当に凄いと思う。」とワールド・シアター・ラボのプロデューサーの林さん
亀田さん、今回のラボでは『I Call My Brothers』(後藤絢子翻訳、小川絵梨子演出)の主人公役を演じるけれど、相変わらず演技は冴え渡り神業に近い。それは他の出演者が抜群に良いからだ。受け手のいないところに攻めは無い。絶妙の呼吸、キャッチボール。短期間でこの域、本当に凄いと思う。
— 林英樹 (@forest829) 2022年2月15日
『I Call My Brothers』(スウェーデン)
作=ヨーナス・ハッサン・ケミーリ
原題:Jag Ringer Mina Bröder/英題:I Call My Brothers by Jonas Hassen Khemiri
スウェーデンの最も重要な文学賞を受賞するケミーリが、2010年ストックホルムの自爆テロに基づき書いた小説を戯曲化。日本初訳初演。
作:ヨーナス・ハッサン・ケミーリ 翻訳:後藤絢子 翻訳監修:小牧游
演出:小川絵梨子
亀田佳明:1(アムール)
近藤隼:2(シャヴィ、増幅者、いじめグループのメンバー、店員)
浅野令子:3(増幅者、いじめグループのメンバー、ヴァレリア、カロリーナ)
万里紗:4(増幅者、アーレム、監視官、ティーラ)
杉宮匡紀:ト書き
この素晴らしいキャスト、オーディションだったのね。
近藤準さんのTweetより https://twitter.com/konndo/status/1495719571961290757?s=21
チケット1,500円という破格値なのに、戯曲集をいただきました。今日の『I Call My Brothers』だけじゃなく北アイルランドの『サイプラス・アヴェニュー』(デビッド・アイルランド)、アルゼンチンの『パラナ・ポラー』(マルハ・ブスタマンテ)
以下ホームページより
2/22 国際演劇協会日本センターさんより嬉しいお写真 https://twitter.com/itijapan/status/1496014292055126016?s=21
《作品について》2013年、スウェーデン国立巡回劇団(Riksteatern)とヨーロッパの4劇場による若手劇作家の新作上演プロジェクトEUROPE NOWの一環で初演。演出は作家と同じく移民の背景を持つファルナズ・アルバビ(Farnaz Arbabi)。2010年12月11日にストックホルムの中心部で勃発した、自爆事件に着想を得て書かれたもので、2012年には同名の小説が刊行されている。翻訳上演も多数。
*『I Call My Brothers』の翻訳にはRachel Willson-Broyles訳による英語版を使用し、小牧游氏の協力によってスウェーデン語の原文と照合しました。
《作家について》ヨーナス・ハッサン・ケミーリ Jonas Hassen Khemiri
1978年生まれ。2003年、小説『Ett öga rött/One Eye Red』(2003)でデビュー。劇作家デビューは2006年にストックホルム市立劇場で上演された『Invasion!』(演出:ファルナズ・アルバビ[Farnaz Arbabi])。同作は2シーズン完売の快挙を収めて以来、さまざまな言語で上演され、アメリカでは2011年、オフ・ブロードウェイの最高傑作に贈られるVillage Voice Obie Awardの戯曲賞を受賞した。同年、スウェーデンの最も重要な作家に贈られるHenning Mankell奨励賞を獲得。その他受賞多数。
小躍りしたあの日の私→『I Call My Brothers』に亀ちゃん
スウェーデンの戯曲ということで劇場で浦和レッズ(まだ来日出来ない😢)のダヴィド モーベルグ選手⚽️を思い出したのは私だけでしょう。